「第51回はたらく女性の中央集会」埼玉で開催
ストップ!!教育基本法・憲法改悪!ひろげよう くらしと平和を守る女性の力を!つくろう人間らしくはたらくルールを!―「第51回はたらく女性の中央集会inさいたま」が10月21〜22日に開かれ、21日の全体会には750人、22日の分科会には500人が参加した。第51回はたらく女性の中央集会実行委員会の主催。
全体会は、所沢市教組組合員の「HAGE&WAZKA」の職場を題材にした替え歌でオープニング。小泉前首相のものまねや「ヒロシです」をもじった「教師です」なども披露され、会場は笑いに包まれた。
婦団連の榎本よう子事務局長が主催者あいさつ。来賓として埼労連の原冨悟議長、全労連の小田川義和事務局長、日本共産党の吉川春子参院議員があいさつ。小田川事務局長はNHKで放送された富山の米騒動で女房衆が立ち上がったことが全国に飛び火し、時の内閣が倒れたことを話し「働く女性の視点、生活者の視点は重要。女性のたたかいが大きく前進したとき歴史は動く」と女性のたたかいへの期待が述べられた。
全労連の柴田真佐子女性部長が基調報告。はたらく女性のビデオレター、争議団からの訴え、文化行事のJMIUカルテットのフルート演奏では、そのすばらしい音色に会場は酔いしれた。
朝日新聞社記者の伊藤千尋さんが「世界を駆ける特派員―9・11を体験した記者が語る平和憲法」と題し講演。「ベネズエラやコスタリカなどでは、小さな子どもでも憲法を勉強し、自分の権利が侵されたら、国を訴えるということをしている」と述べ、憲法を生かし使っていくことの重要性などが話された。
最後に、日本政府とアメリカ政府あての決議、集会アピールが採択され、新婦人の高田公子会長が閉会あいさつ。会場から最寄駅までパレードし沿道の人にアピールした。
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