国民春闘共闘委員会
「07国民春闘討論集会」を開催
「まもろう憲法・平和、なくそう格差と貧困、つくろう安全・安心な社会を」−国民春闘共闘委員会は、11月30日〜12月1日に、静岡県熱海市で07国民春闘討論集会を開き、250人が参加した。
主催者あいさつで坂内代表幹事(全労連議長)は、「ワーキングプアの急増、企業のモラルハザードがすすんでいるが、トヨタ、キヤノン、光洋シーリング、松下プラズマなどの偽装請負とのたたかいは、私たちのたたかいで社会的問題化させ前進させてきた。また、教育基本法改悪阻止のたたかいでは組織の違いを超え大きく共同が広がり、全国各地で大集会を成功させている。07春闘は、格差と貧困の是正、憲法改悪阻止、最賃引き上げ、均等待遇の実現、労働法制の改悪阻止などと一斉地方選・参議院選とを結合したたたかわれる春闘。積極的な討論をお願いしたい」と呼びかけた。
春闘方針案を小田川事務局長(全労連事務局長)が提案。まず情勢の特徴について述べ、憲法改悪阻止、格差と貧困の是正、働くルールの確立、賃金改善、安心・安全な地域社会の実現、国民負担の軽減を求める共同などについて具体的に提起した。
討論の前に、教育基本法改悪阻止にむけて(全教)、派遣・請負労働者組織化の現状について(JMIU)、産別最賃の取り組み(出版労連)、自治体キャラバンから見た公契約運動の到達と地域春闘の課題(埼労連)が報告され、討論では32人が活発に発言した。
|