労働組合に入って働くルール守らせよう
春の組織拡大月間スタート
全労連「春の組織拡大月間」が4月2日スタートした。全労連と「全国青年大集会」実行委員会(5月20日開催)は、御茶ノ水駅頭で早朝宣伝を行った。新社会人にむけ、働くルールや労働相談フリーダイヤルが書かれたリーフを配布しながら、「困った時には、労働組合に気軽に相談してほしい」と呼びかけた。
全労連の布施国際局長は「今青年の半分近くが非正規を言われる働き方になっている。全国の労働相談センターに寄せられる相談は1万件を超えている」と現状を紹介。「いざというとき、職場でトラブルにあったとき、最低限のルールをきちんと守らせることは労働組合ならできる。みなさん是非労働組合に入ってください」と訴えた。
民青同盟の門屋さんは、ネットカフェで寝泊りしている青年の実態、首都圏青年ユニオンに「すき家」の青年が加入し解雇を撤回させたこと、徳島の光洋シーリングテクノの青年が組合に入り、偽装請負から正規雇用への道を開いたことなど、青年が労働組合に入ってたたかい、労働条件を改善させてきていることなどを述べ、「正社員もアルバイトなど非正規の人も、みんなの要求を持ち寄って明治公園で開かれる全国青年大集会に参加してほしい」と呼びかけた。郵産労の日巻書記次長、全労連の柴田副議長らが訴えた。
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