第168臨時国会 開会日行動
昼デモ、院内集会を実施
9月10日、第168臨時国会開会日行動として、日比谷公園霞門から国会への昼休み請願デモ(200人)、衆議院第1議員会館会議室での院内集会(90人)が取り組まれた。主催は、国民大運動実行委員会、中央社保協、安保破棄中央実行委員会。
昼デモ出発集会で主催者あいさつした農民連の石黒事務局次長は「参議院選挙は与党が大敗、安倍首相は居座っているが、悪政を転換せざるを得ない新しい状況が作りだされている。首相は、構造改革NO!の国民の声を聞くことが大事だ。社会保障の切り捨て許すな、年金の抜本的対策を、安心して働けるルールの確立を、テロ特措法延長反対など国民諸要求実現のため力をあわせて奮闘しよう」と呼びかけた。
安保破棄中央実行委員会の早坂事務局長は「テロ特措法の延長を許すかどうかが、臨時国会最大の焦点だ。安倍首相は延長が通らなければ、総辞職も視野に、との旨の発言をした。延長許さず、安倍内閣を追い込み、くらし・平和を守る橋頭堡にしよう。そして、たたかいの成果を10・28国民大集会の成功につなげよう」決意表明した。
雨が降り出すなか、「テロ特措法延長反対」ののぼりをはためかせ、シュプレヒコールでアピールしながら国会請願デモを行った。
デモ終了後に行われた院内集会で、日本共産党の志位委員長は「参院選では自公ノーの審判が下され与野党逆転の国会では新しい政治の方向が問われる。日本共産党は、ただ反対というだけでなく現状の告発とともに打開策、解決策を示してたたかう国会としたい。また、安倍首相はシドニーでブッシュ大統領にテロ特措法の延長を約束した。これを国際公約だと言って実現できなければ退任すると発言した。首相がどっちを向いているかは明らかだ。国会論戦で徹底的に追い詰め退陣させるのは当然だ。今度の国会では、テロ特措法の延長を止めさせるために、国際社会の一致によるテロの解決策を示してたたかう。また、暮らしを守る問題では財源問題の解決のために二つの聖域(大企業・大資産家への減税中止、軍事費削減)にメスを入れてたたかう。国会論戦では、自公政治に対する批判とともに打開策を見つける国会にしたい」と述べた。
|