「たたかえば変わる」第42回評議員会―
春闘に向けて意志統一
全労連第42回評議員会が1月24〜25日、東京・全労連会館で開催され、18単産43地方組織が参加、秋闘の成果を交流し、春闘方針の具体化と意思統一をおこなった。また、「総選挙闘争方針」を採択。全労連第23回定期大会に向けて「組織拡大強化のための制度確立に向けた財政措置等について」が予備提案された。
討論では(1)貧困解消に向け、スト決起などの職場からのたたかいの強化とともに最賃闘争での中小業者との共同や改正最賃法の活用、(2)非正規労働者や外国人労働者など旺盛な組織拡大のとりくみ、(3)地域医療や地域経済問題でのシンポ開催など「こんな地域運動」の実践、(4)憲法改悪反対の闘いなど、この間の職場・地域での豊かな実践やその教訓が報告された。また、派遣労働者保護を求める「労働者派遣法の抜本的改正法案要綱素案」が発表され、非正規センター準備会を3月に発足させることを確認した。
役員退任に伴う補充選挙が行われ、幹事(非専従)に自治労連・若井雅明さん、専従幹事(青年部)に北海道労連・野村昌弘さん、会計監査に自治労連の山口毅さんが選出された。
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