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橋下大阪市長の暴挙、無法な攻撃は許さない!
住民とともに二条例を廃案に!
「大阪市に働く労働者・大阪市労組連帯激励集会」に全国から150人

写真 大阪市の橋下市長が3月中にも「教育」「職員」の条例制定をねらうもと、大阪労連は3月20日、大阪府社会福祉会館にて「大阪市に働く労働者・大阪市労組連帯激励集会」を開き、全国からの支援の仲間をふくめて150人が参加した。
 集会では、川辺大阪労連議長が主催あいさつし、「橋下市長の暴挙に対するたたかいが大きなうねりになってきている。その中で出された『思想調査』にかかわる大阪府労委の勧告は当然であり、市長は謝罪して不当な調査活動をただちに断念すべきだ。すべての労働者・住民への攻撃と受けとめ、たたかいにむけた意思統一を要請する」と呼びかけた。
写真  激励に駆けつけた全労連・小田川事務局長は、「相手を攻撃するためには手段を選ばないことに橋下氏の危険性がある。それに加えて、今回の攻撃は、労働組合そのものを否定する点で断じて認められない。連合も批判的であり、全国のすべての労働者・労働組合に共同がひろがる展望がある。全労連も橋下市長と対決してたたかう決意だ」とのべ、その後、自治労連・猿橋書記長、全教・長尾副委員長、建交労・藤好委員長、JMIU・生熊委員長ら中央から参加した単産代表が次々と登壇し、激励の言葉をおくった。
(猿橋書記長)
 橋下市長の大阪市労組連への攻撃は、労働組合の目・耳・口をふさぎ、政府の「一体改革」の推進者をつくるものだ。無法な攻撃を決して軽視はできないが、ひるむ必要もない。市民の暮らしを守る職場づくりに奮闘しよう。
(長尾副委員長)
 運動が変化を生み出している。橋下「教育改革」をストップさせたいと、親と先生が手を結んでがんばっている。「君が代」を歌う教師の口が動いているかどうかを確かめるなど、子どもたちの卒業式を監視の場にしようとしている。「住民のために働きたい」という願いを示し、住民とともに二条例を廃案にしよう。
(藤好委員長)
 JRでは効率化を優先させ、安全が忘れられた結果、福知山線の大事故が起こった。バス運転手が「厚遇」だと攻撃して、4割もの賃下げをねらっているが、収入の額は住民の安全を担保するものでもある。安全軽視のあやまちを繰り返そうとしていることの大きな怒りを感じる。
(生熊委員長)
 この攻撃を突破できれば、新しい民主主義が生きる自治体をつくることができる。展望を持ったたたかいだ。バス運転手などへの賃下げは仕事への冒涜であり、これを許せば賃下げの悪循環がひろがるだけだ。組合事務所の貸与は当たり前であり、民間では常識だ。民間の仲間がもっと前に出てたたかうべき課題だ。大阪発のファシズムを許すな。

 大阪労連の宮竹事務局長が経過報告と行動提起をおこない、その後、大阪市労組連、大阪自治労連、大教組の各当該組合の代表がたたかう決意をのべた。最後に、続大阪労連副議長の閉会あいさつと団結ガンバロウで集会を意気高く締めくくった。
 集会には、奈良・和歌山・兵庫など各地方労連からも激励に駆けつけ、終了後には、大阪一の繁華街・なんば駅前で宣伝行動に取り組み、祭日でにぎわう街角で「ストップ!橋下市長」「二条例許すな!」と訴えた。

 
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