6月2〜3日に岡山市で開催された「パート派遣など非正規ではたらくなかまの全国交流集会」は、初日(全体会)は会場いっぱいの460人、2日目(分科会・講座)も420人、延べ880人の参加で大きく成功した。 集会は、地元岡山の保育士さんと子どもたちによる迫力あふれる「うらじゃ踊り」で幕開け。 消費税や財政問題をとても分かりやすくお話しいただいた山家悠紀夫さんの記念講演、有期雇用にかかわる労働契約法改正案の危険と仲間増やしの重要性を訴えた基調報告(非正規センター事務局長の江花新さん)、大震災被災地の惨状とその中での介護労働者としての取り組みについての特別報告(岩手県介護労大船渡分会の伊藤祐子さん)、爆笑に包まれた「寸劇・やっぱり労働組合ね」(かながわ生協労組有志)、そして待遇改善、正規化、仲間増やし、組合活動の重要性など全国各地の取り組みのリレートークと、集会参加の全争議団が壇上に登り、マツダ派遣切り裁判原告が熱い訴えをおこない、有期労働契約法案の抜本修正を求める集会決議を採択。怒りと涙と笑い、連帯と感動、たたかう決意にあふれた素晴らしい集会となった。 2日目は13の分科会講座に分かれ、課題ごとに討論・交流・学習を深め、晴天のもと300人でパレードを行った。 |
|