全労連第49回評議員会が、7月31日に開会した。1年間の活動方針の確立に向け、2日間にわたって方針提案や討論が行われる。8月1日には、議案の採決や幹事会役員補充選挙が行われる。
大黒作治全労連議長はあいさつで、「都議選でも参議院選挙でも自民党が大勝し、民主党が惨敗したが、日ごろから私たちの要求実現に協力・協同を積み重ねてきた日本共産党が躍進した。マスコミ各社が『白紙委任ではない』というように、民意は景気や雇用などの経済政策、年金や医療など社会保障を国民本位に転換させることを望んでいる」として、「安倍内閣は消費税増税と社会保障の改悪、原発再稼働、TPP参加、オスプイ配備、そして改憲策動など暴走しているが、財界とアメリカ言いなりの政治から脱却しない限り、国民のくらしと平和を守り、安全安心な社会は描けない。『希望に輝く未来のために』と誕生した全労連の原点を受け継ぎ、大きく発展させるために労働運動の役割を発揮しよう」とよびかけた。
・第49回評議員会アピール「かがやけ憲法・全労連全国縦断キャラバン」の成功、地域の運動と組織の強化・拡大の飛躍をつくりだそう!(PDF 231KB)