臨時国会が開会した９月29日、「安倍政権の暴走を止めよう！国会包囲共同行動」に2000人が参加しました。「STOP！安倍政権」プラカードを手に、加速する悪政に怒りの声をあげました。
主催は同実行委員会で、これまでにない広範な労働組合、団体が参加。安倍政権を包囲する画期的な行動となりました。
国会包囲行動の前には各団体・グループが独自の集会、宣伝を国会議事堂周辺で実施しました。全労連は憲法共同センター、国民大運動実行委員会など５団体が主催する集会（参議院会館前と国会図書館前）と、雇用共同アクションの集会に結集しました。それぞれ600人、70人が参加しました。
参議院議員会館前の集会で主催者あいさつに立った全労連の小田川義和議長は、「閉会中に集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行したことを棚上げし、臨時国会で論戦を避ける姿勢は民主主義を蹂躙しており、卑怯だ！」と述べ、「国民の立場で論戦強める野党と協力・共同し内外で『暴走政治ストップ！』『安倍政権打倒！』の流れを大きくしよう」と訴えました。課題別リレートークでは、井上久全労連事務局長をはじめ、日本医労連、東京労連の代表も発言しました。福井から３人で参加した福井民医連の錦織龍彦さんは「毎週金曜日の抗議行動は115回を迎えた。原発がゼロになるまで共同行動を続けよう！」と訴えました。
５団体はこの日、午後に院内集会、夜には官邸前行動も行いました。官邸前行動に集まった700人は、「戦争する国ぜったい反対！」「安倍はやめろ！」「暴走やめろ！」などシュプレヒコールをあげ、安倍政権の退陣を求めました。
