8月11日、台風が迫る悪天候の中、7万人が参加して「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める8.11県民集会」が那覇市内で開かれました。
集会では、8日に急逝された故・翁長雄志知事に対する思いが口々に語られました。すべての登壇者がそれぞれの立場でその志を引き継ぎ、新基地建設阻止のたたかいをさらに大きくしていく決意を表明する追悼集会ともなりました。
沖縄県労連は強権的に新基地建設を進めようとする安倍政権への怒りを示す独自の横断幕を掲げて集会に参加し、新基地建設阻止の決意を新たにしました。
故・翁長知事は全労連新聞2015年新年号の小田川全労連議長との対談で、「イデオロギーよりアイディンティティ」、「腹8分の立場で、保守、革新の壁を越えたオール沖縄一丸となって新基地建設を断固阻止する、と語りました。
その信念を引き継ぐ沖縄県知事選挙は、9月30日投票で実施されます。繰り返し示された辺野古新基地建設NOの沖縄県民の意思を踏みにじる強権政治に審判を下す選挙です。全国からの連帯と支援を集中させましょう。
翁長知事と小田川議長の対談(全労連新聞462号2015年1月15日発行)