国鉄労働者1047名の解雇撤回

4.13国鉄闘争支援大集会

ILO勧告の完全履行を求める




 国鉄労働者1047名のJR採用差別事件は18年目を迎え、解雇された当事者は「解雇撤回・JR復帰」を求め、苦しく厳しい状況におかれても闘い続けています。
 昨年12月22日、JR採用差別事件が争われていた最高裁第一小法廷で国労・全動労事件の判決が出されました。この判決は、「JRの使用者責任」を免罪する形式主義の不当判決になりました。しかし、5名の裁判官の内、裁判長を含む2名の裁判官が「JRの使用者責任」を認定し、採用差別・不当労働行為についても「推認される」として反対意見を述べ、判決文にも併記されました。最高裁判決は出されましたが、政府・JRの責任は免れるものではありません。
 また、昨年6月20日国際労働機関・ILOが日本政府に対して出した五度目の勧告・報告では、1047名の中で30名近くの解雇者が解決を見ることなく他界していること、多くの解雇者が退職年齢になっていることを指摘し、解決の緊急性を勧告しました。しかし、日本政府・JRは解決に向けて責任ある態度を取ろうとしていません。
 そのため私たちは、このような情勢のもとで、ナショナルセンターの枠や主義・主張を乗り越え、「一日共闘」として、全都的な集会を開催することに致しました。
 この集会の趣旨をご理解いただき実行委員会及び、集会への参加と賛同いただけるよう心よりお願いします。

開催日 2004年4月13日(火)
時間 開場 18:00
開会 18:30
会場 日比谷公会堂


「国鉄労働者1047名の解雇撤回・ILO勧告の完全履行を求める東京大集会」呼びかけ人

伊藤 誠(経済学者)/金子 勝(立正大学教授)/芹沢 寿良(高知短期大学名誉教授)

暉峻 淑子(埼玉大学名誉教授)/早川 征一郎(法政大学大原社会問題研究所教授)
/山口 孝(明治大学名誉教授)


「国鉄労働者1047名の解雇撤回・ILO勧告の完全履行を求める東京大集会」実行委員会

事務局 東京都台東区上野公園17−5 建交労鉄道東京内

 TEL.03−3847−3249 FAX.03−3847−6941


行動予定INDEX