【談話】
「先遣隊のイラク派遣」閣議決定について
2004年1月9日
全国労働組合総連合
事務局長 坂内 三夫
ブッシュ大統領の「戦闘終結宣言」以後、すでに米兵の死者が500人に達し、11月29日には日本人外交官2人が殺害される痛ましい事件も発生したなかで、戦場へ自衛隊を派兵することは歴史的一大暴挙であり、怒りを込めて抗議する。
同時に、小泉首相は自民党・憲法「改正」試案を05年11月までまとめるよう指示し、憲法改悪の手続きを定める国民投票法案を通常国会に提出しようとしているが、こうした策動も断じて許すことはできない。
全労連は、自衛隊のイラク派兵、憲法改悪をするために全組合員が職場・地域、中央・地方で行動に決起することを呼びかける。