発言要旨(1日目)
※以下に掲載している発言要旨はあくまでも大会会場からの速報です。
多少文章に不正確な部分があるかもしれません。ご了承ください。
岡山県労連会議・藤田
昨年10月、全労連に加盟してはじめて大会で発言します。
今春闘を新たな決意でとりくみました。2.26行動には県庁包囲行動など多様なとりくみを大規模に
とりくみました。はじめて宣伝行動に参加した人もいました。休暇をとりあって、官民が一体で、力を集中して取り組んだことを実感したとの感想が寄せられています。全労連の春闘方針は適切でした。
これまで役員会が開かれなかった地域組織も活動を再開しました。
成功した要因は、悪政阻止を前面にかかげたことです。公務員にたいする行革攻撃も悪政阻止と結合しなければはねかえせないことを実感しました。
ポーラ化粧品会社での解雇事件が解決しました。感謝します。
静岡県評・種本
全国統一闘争で前進しました。2.26総行動と3.8のとりくみで前進しました。2.26には5,000人が参加し、単産・地方の協力が深まりました。3.8には1,500人が参加し、かつてないとりくみでした。
3.8を2.26と連続してとりくんだこと、地域に大型バスを配置したこと、参加方法に創意あるとりくみをおこなったこと−以上が3.8の成功の要因です。
路線バス廃止について共同が前進しています。
組織拡大で2万9,800人となりました。
高知県労連・国松
参院選で無所属の西岡さんを擁立し、日本共産党が推薦しました。無党派+日本共産党の選挙で全国から注目をあつめました。
この間、劇的な変化を実感しています。農民の怒り、中小業者の怒りなど、これまで自民党を支えてきた人の自民党離れが大きくすすんでいます。こうしたなかで自民党は利益誘導と業界しめつけで西岡シフトを総力をあげてとりくみました。しかし西岡シフトを打ち破れませんでしたが日本共産党の得票の1.6倍を獲得しました。勝利できなかったことについて深い総括が必要ですが、共同の力に大きな確信をもっています。新しい共同をもっと大きくしていきたい。3年後には必ず勝利する決意です。
全労連女性部・長尾
職場の春闘結果はきびしいのですが、女性部の役員会は元気です。
ひとつは、労働法制改悪を共同の力でくいとめることができたこと。参院選で大阪の自民党現職を落選させたことで、わたしたちは元気です。
労働法制のたたかいについて、労働実態を出し合うことで学習会をしたことが教訓的です。わかりやすい形で宣伝することが第2の教訓。思いきって共同を広げることが第3の教訓です。
1,000人の女性行動を成功させました。
子供たちの未来をうばう労基法改悪法案を廃案にするまでがんばります。東大阪市長選で私の家族が当選できました。ありがとうございます。
神奈川県労連・松本
参院選の結果は、労働戦線に大きな変化をもたらすと確信しています。
総対話・共同で県下の3分の2の組合を訪問しました。県下の医師会など諸団体へ申し入れ、一点共闘でも前進できると考えています。
国鉄の判決は政治的判決です。全動労判決を前に大きな世論で包囲したい。全動労勝たせる会も早急に大きくしたい。地方・地域からの国鉄闘争をつよめたい。
北海道労連・棚池
5・28で逆風が吹き、困難になったが、こんなときに全労連があってよかった。道労連があってよかったと実感しています。
不当判決に怒りが広がり、新しい加入者がふえ、私たちは元気をとりもどしつつあります。何としても勝利判決をえたいとがんばっています。予断は許しませんが、全力をあげたい。地方でも地域でも国労のみなさんとの共同をすすめたい。
17万人が失業。不当労働行為が横行しています。労働者救済機関としての役割を果たさせるたたかいです。
現局面を全面的に分析して、運動を再構築していきたい。
JRの安全確保、長期債務解決でも頑張ります。
長野県労連・杉山
600名ほどの弱小地域労連ですが、活動は活発です。
総対話と共同で前進しています。
参議院せんきょでは一党しめつけをせず、組合員個人の判断にまかせるように申し入れました。4日間で80労組を訪問しました。
全労連繊維・佐藤
「WTO改定…アパレル業種労組との共同・連携をつよめる」について。
昨年12月、繊維産業の労組の会議が開かれ、セーフガードで発動するように、また大店法を改悪しないように通産省交渉をおこないました。
国内の繊維産業を守ることは、農業を守るのと同じこと。この課題は、多数の国民から支持を得られると確信しています。
大店法の廃止は2年後になります。参院選後の国会の力関係の変化によって、廃止をくい止める展望が大きくでききています。
生協労連・北村
消費税は何としても3%にもどすたたかいを強めたい。
4人家族で7万円ほど消費税(3%)がとられ、5%になって12万円にふくれ上がりました。5%に上がったら、署名の集まりが急ピッチでよくなりました。
山形のある生協は89年から、消費税をとらない日を続けています。この日は普段の2倍。5%になってからは3倍の売上げで、これだけ生活は大変です。
6月24日の消費税の署名をやっていると、「3%にもどして」「廃止までがんばって」と激励されました。国民の意識は変わってきています。
民放労連・磯崎
2年前に労働委員会民主化対策会議の一本化候補として推薦してもらいました。
49年の通諜にしたがって、偏向任命をしないように。
25期はMICの推薦もうけ、60万人が推薦しています。連合候補は一人あたり30万人です。ここに24期との違いがあります。
8月の労働省行動にみなさんの参加をお願いしたい。
兵庫労連・藤田
阪神大震災での孤独死・自殺者は220人をこえています。復興住宅に移動した人のなかでも22人が自殺しています。自己破産する被災者が続出しています。
有効求人数は14カ月連続悪化し、震災直後の状態にもどっています。原因は、震災を口実にしたリストラ攻撃と全国的状況など、二重三重の悪政と大企業の横暴にあります。
欠陥法を抜本的に改善するたたかいを秋からつよめたい。