☆★首切り自由は許さない! 全労連労働法制改悪反対闘争本部メール・ニュース No.4 ★☆2003.4.21 |
発行 総合労働局 momo@zenroren.gr.jp
4月18日の労基法・派遣法違反を告発する集会には、会場いっぱいの206名の参加者がありました。なまなましい職場や労働者の実態が語られ、今でも、これだけの法違反や脱法行為がまかりとおっているのにこれ以上の法改悪を許せば大変なことになると、あらためて労働法制大改悪阻止のたたかいを強めなければと思いました。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 22日には本会議趣旨説明 午後1時より、 5月7日には委員会審議入り 派遣法・職安法もみのがせない重大な改悪です。委員会への傍聴、署名を促進しよう。
派遣法・職安法成立以後、早ければ5月16日に委員会で審議入りの可能性もある。4月3日の野党4党の理事懇談会では民主党から野党共同修正案づくりが提起されている。
P6〜 全労連会館2Fホールにて 労働法制中央連絡会、日本共産党議員団、自由法曹団などから206名の参加があり、熱心な発言がありました。 解雇ルールのテーマでは静岡フジカラーの大木さんが、営業譲渡を利用した組合員排除の不当性を告発、関西航業争議では航空連村中さんが組合つぶしの擬装閉鎖とそれを容認した裁判所判決を告発しました。 裁量労働制では光文社で過労死した脇山さんの遺族が裁量労働ではじめて過労死認定を勝ち取ったたたかいを報告。日本IBMの門池さんはサービス残業を合法化する裁量労働を厳しく告発しました。 有期雇用契約については、元JASの契約客室乗務員であった石田智子さんが契約社員への差別と正規雇用化へのたたかいを発言しました。川西玲子さんは自治体における非常勤職員の雇い止めとのたたかいを報告、3年有期は、今までのたたかいの蓄積を根底から覆すと告発しました。 国公労連の石井さんは国会公務員の研究職で広がる任期付雇用について証言しました。 派遣労働ではパソナの一方的契約解除に対する裁判闘争を支援する会の増賀さんが、派遣労働者の劣悪な権利について告発しました。また、ニコンの多田さんは製造現場に請け負いと称して導入されている派遣労働について発言しました。 首都圏移住者ユニオンの多田ミヨ子さんは労基法がまったく守られていない外国人労働者の実態を発言しました。
みなさんの職場で起きている実態などリアルな労働基準法・派遣法違反の実態を告発・証言してください。
★座りこみ・議員要請行動 ★労働法制改悪反対 中央決起集会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 / 他団体の動向 / 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1.日弁連 日弁連・労働法制委員会は、全労連の要請を受け、労基法に「解雇自由原則」を盛り込むことの是非を検討、経営法曹も含め、反対でまとまった。 今週には見解が発表される予定。
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