03年旗びらきに240人参加

 全労連の新春旗びらきが1月8日夜、東京都内で開かれ、各界や各団体、単産・地方組織の代表ら約240人が集まり、なごやかに懇談した。
 熊谷金道議長が主催者あいさつし、来賓としてILO(国際労働機関)の堀内光子駐日代表、全建総連の宍戸幸祐執行委員、新日本婦人の会の井上美代会長があいさつ。厚生労働省からも代表が参加していることが紹介され、政党からは、日本共産党の市田忠義書記局長が来賓あいさつした。
 熊谷議長は、米国によるイラク攻撃の動き、核兵器廃絶に背を向けた覇権主義、財界の消費税増税の大合唱など、新年早々から”身勝手”な動きが強まっていると批判。日本経済団体が「賃上げなど論外」と公然と賃下げ攻撃を主張し、雇用最優先と言いながら、大量の人減らしを進めるなど、雇用不安をあおっていると指摘。しかも、大企業は最高の利益を上げるなか、主要な労組が賃上げ要求をしないという、こうした流れにくみせず、雇用、いのち、くらし、平和を守るために、国民・労働者の声のとどく春闘をたたかっていく」と決意を述べた。



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