第33回評議員会ひらく

写真 大会と大会の中間点にあたる全労連の第33回評議員会が7月24、25日、東京・文京区の全労連会館ホールで開かれ、1.当面するたたかいを含めた運動方針の補強、2.昨年の大会で大枠を決定している「組織拡大基金の具体化」を決定した。
 あいさつで熊谷金道議長は、いまこそ、たたかう春闘をいっそう発展させようとよびかけた。また、組織減少に歯止めをかけ、労働組合運動の質的強化につなげる「組織拡大基金」の重要性を訴えた。
 坂内三夫事務局長が議案を提案し、(1)賃金闘争では、最賃強化・パート均等待遇・底上げを軸に賃下げ循環に歯止めをかける04春闘をたたかう,(2)リストラ闘争では、国鉄・NTT闘争に加え、国立病院賃金職員の雇用継承を拠点闘争として全国的にたたかう,(3)総選挙必至の03秋闘下で、年金・大増税に反対し、雇用と地域経済を守る「国政転換全国キャラバン行動」と全国47都道府県100万人集会を実施する,(4)11月中旬にストを含む全国統一行動を実施し、04春闘では年金・大増税での国民的ストライキの展開、を提起した。
 討論では、最賃闘争の新たな取り組み、労働法制や有事法制反対などでの共同の広がり、賃金と雇用闘争の結合、組織拡大基金などの諸課題について45人が活発に発言した。



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