全労連は9月17日、第2回の賃金闘争交流集会を開き、単産・地方組織から109人が参加した。これは、先の評議員会でで決定した「21世紀の新しい国民春闘の前進にむけて」をうけて、賃金闘争の課題の具体化について交流、討論する目的で開催したもの。 はじめに熊谷議長は、「賃金とは何かについてあらためて議論する必要がある。成果業績主義など相手の攻撃に負けない理論が必要。」と強調し、討論を呼びかけた。 大木副議長が「生活破壊を許さず、国民総ぐるみの賃金闘争を」と題する問題提起をおこない、単産・地方組織の代表ら17人が発言し、03春闘の経験や成果をふまえた賃金闘争のあり方などを深めた。最後に坂内事務局長がまとめを行い、地域からの運動の重要性を強調した。そして、ナショナルセンター、単産、地方地域がそれぞれの運動課題を提起し、引き続く議論を呼びかけた。 |