９・２６持株会社ＮＴＴ包囲総行動を展開

　９月２６日、１１万人リストラ、見せしめの異職種・広域配転を強行するＮＴＴを包囲する行動が終日取り組まれた。午前１１時からは持株会社ＮＴＴ前で座り込み、昼には「ＮＴＴ闘争勝利総決起集会」が開かれ、約１０００人が参加した。

　全労連を代表し坂内事務局があいさつ。国公労連堀口委員長、建交労赤羽書記次長、神奈川労連菊谷議長、日本共産党宮本参院議員が激励連帯のあいさつをした。また、鎌倉原告団長、通信労組岩崎委員長が決意表明をした。

　昼の集会後、ＮＴＴへの要請行動、座り込み行動が続けられ、全国から集まった通信労組組合員がリレーで決意表明を行い、雪印一般や、関西航業、全労働などが連帯あいさつした。午後３時からは、常盤橋公園から九段下までデモ行進を行い、沿道の人たちにアピールした。

　午後６時半からは、千代田区公会堂で「違法・脱法のＮＴＴ11万人リストラをはね返そう９・２６集会」が開かれ、約７００人が参加した。ロックソーランで開幕し、熊谷議長が主催者あいさつ。大阪労連服部副議長、ＪＭＩＵ川口副委員長、航空連村中副議長、日本共産党矢島恒夫衆院議員が来賓激励連帯のあいさつをした。

　通信労組岩崎委員長があいさつ、全労連の寺間ＮＴＴリストラ闘争本部事務局長が経過と今後のたたかいを報告。全国弁護団を代表して坂本弁護団長が裁判闘争について報告した。

　リストラ計画以降に通信労組に加入した組合員の決意表明、愛媛から名古屋に配転された組合員や地域子会社で働く組合員の怒り、職場の実態などの報告、夫が愛媛から名古屋に配転され、仕事を辞めて一緒に来た妻の思い、大阪原告副団長の決意などが表明された。