年金改悪法案を与党単独で採決を強行
議会制民主主義を踏みにじる暴挙に抗議する

 政府与党は28日、厚生労働委員会で、理事会の確認である「本日は一般質疑であり総括質疑ではない」との合意を破棄し、与党単独で質疑打ち切りをした上で採決を強行した。小泉首相の出席を得て行なった委員会審議では、12時にすべての閣僚の年金保険料納入状況を報告することが約束されていたのにも係わらず、資料の提出と答弁を拒否したまま採決に踏み切った。このことは、資料提出を迫った民主党への約束ではなく、坂口厚生労働大臣が委員会へ提出することを約束したものであり、委員会への約束放棄である。委員会では、日本共産党と民主党、社民党が抗議の欠席をした直後に与党は採決に踏み切ったもので、委員会の運営軽視と数の力の暴挙であることは間違いない。
 採決後の衆議院の議員面会所にの280人が参加であふれかえるなか、全労連の熊谷議長が「参議院段階で廃案めざして奮闘しよう」と決意を表明した。

 衆議院本会議は連休明けの5月6日(木)。
 12:30衆議院議面に集合
 13:00本会議傍聴を予定
 参議院段階の国会座り込み
  5月12日(水) 12:00〜15:00 衆議院第2議員会館前



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