05春闘討論集会ひらく

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 全労連は「05国民春闘討論集会」を12月3日から2日間、単産・地方組織の代表225人を集めて開催した。

 幹事会を代表してあいさつした熊谷金道議長は、小泉政権が労働者・国民の求めている景気回復や年金改悪を前に戻せとする要求に耳を貸さず、国会の審議もせず自衛隊のイラク派遣を延長する姿勢を厳しく批判。「大企業だけが至上空前の利益をあげているもとで、企業の社会的責任を追及する国民春闘とするとともに、春闘50年目の節目の今春闘をみんなの総意で作り上げよう」と訴た。

 坂内三夫事務局長は、「もう一つの日本は可能だ! 05春闘の前進で安心・平等・平和な社会に」をスローガンとした「05春闘方針案」を提案。2日間に34人の代表が討論に参加し、春闘方針案を積極的に支持し補強的な意見が出されました。討論のまとめで坂内事務局長は、質問に応えた後「来春闘は、さまざまな課題と結合してたたかうことになる。攻めているのはライオン(小泉)とハゲタカ(ブッシュ)のように見える。しかし、国民とは大きく乖離しており、05春闘前進の可能性はある。そのカギは、労働者の統一闘争と国民との共同だ」とまとめました。積極的意見を反映させ来年1月27日からの第36回評議員会で決定したいと述べた。



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