野村證券は社会的責任を果たせ
=朝日火災争議の早期解決にむけ、
終日行動を展開=

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 「野村證券は社会的責任を果たせ」―と4月15日、「朝日火災争議をかたせる会」は野村證券前での座り込み行動をはじめ兜町デモ、金融庁交渉など終日行動を展開、全労連や春闘共闘や金融共闘の各単産、東京などから500人以上が参加した。

 この行動は、野村證券の100%子会社である朝日火災が26年にわたって組合つぶしや不当配転などによる人権侵害をおこなってきました。11回にもおよび労働委員会や裁判所命令にも従わず、昨年、最高裁判決が出されましたが、その判決さえも守ろうとしていません。争議支援の輪を大きく広げ、野村證券を社会的に包囲し、早期解決に追い込むため、3月23日に春闘共闘や全労連傘下の単産も参加した「野村證券の責任を追求し、朝日火災争議をかたせる会」を結成しました。

 「かたせる会」結成後、はじめての行動であり、金融共闘統一行動の一環としておこなわれました。

 昼の野村證券本社前抗議行動では、春闘共闘・熊谷代表幹事(全労連議長)があいさつ。熊谷代表幹事は「企業の社会的責任が大問題になっている今日、野村證券はグループ内で『一切の差別をしない、させない』とうたっている。そうであるならば、子会社の労働組合を敵視してつぶそうとしており、報復人事を改めよ」と訴えた。

 引き続き、「かたせる会」では一日も早い争議解決にむけて、5月の野村證券包囲終日行動や6月の株主総会終日行動、全国主要都市終日行動を展開する予定です。



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