=解散総選挙で小泉内閣の息の根をとめよう=
「賛成108、反対125‥‥。本案は否決されました」―と参院議長の声がラジオから流れると座り込み参加者から「やった!」「廃案だ」と一斉に歓声と拍手が沸き起こり、あちこちで握手する姿が見られました。8月8日、「郵政法案否決」という歴史的瞬間を迎えました。
参院本会議で採決を終えた日本共産党の小池、井上、吉川、大門、緒方、紙、小林各参議院議員も座りこみ場所に合流、参加者とともに国民世論の力で否決に追い込んだ喜びを共にかみしめ、来る総選挙勝利にむけて奮闘する決意を表明しました。
これに先立って、炎天下のなか、全労連は国民大運動、中央社保協とともに国会前座り込み行動を実施しました。
参院本会議開会1時間を切った昼の集会には、郵産労の仲間をはじめ国公労連、医労連、通信労組、全教、自治労連など150人が参加。集会では日本共産党の井上参院国対委員長が緊迫化する国会情勢について報告。
引き続いて主催者を代表して全労連の坂内事務局長があいさつしました。坂内氏は、原水禁世界大会に参加したアメリカ、フランス代表との会談で郵政法案問題について質問攻めにあい、そのなかで「全労連には郵産労という全国キャラバンをおこない、国民的共同を進めるたたかう労働組合がある」とのべたことを紹介し、この間の郵産労の仲間の奮闘ぶりを激励。「もし解散総選挙となるならば、受けて立ち小泉内閣の息の根をとめるたたかいに決起しよう」とよびかけました。また郵産労の広岡書記長、日本医労連の田中委員長、全教の東森書記長らが決意表明しました。
なお、全労連郵政民営化反対対策委員会は今回の郵政法案否決について、郵産労と連名の声明を発表しました。
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