「憲法改悪反対、大増税は許さない!11・19国民大集会」が東京・明治公園で開かれ、3万5000人が参加した。主催は、国民大運動実行委員会と憲法改悪反対共同センター。第1部は文化行事で、シンガーソングライター・きたがわてつ氏のライブ、松崎菊也・石倉直樹氏の「他言無用ライブ」などで盛り上がり第2部の国民大集会へ。 主催者あいさつで全労連の熊谷議長は「改憲、大増税を阻止する展望はあるが、小泉首相の支持率は高く、改憲・増税は仕方ないという世論があることも事実だ。改憲や大増税の内容を知らせ、国民に見える運動を展開し、広範な人々と共同し反対の世論をつくるために職場・地域から奮闘することが重要だ。たたかいはこれからが本番、力をあわせがんばろう」と呼びかけた。 連帯あいさつ、全国からのリレートークなどが行われ、閉会後3コースに分かれてデモ行進。代々木コースでは、JR原宿駅竹下通り口付近で「憲法改悪に反対しデモ行進しています。一緒に歩きましょう」と沿道の人に呼びかけたところ、2人の若い女性が「時間がないので少しだけ」と言ってデモに参加。2人は、「みんな、若い子たちもこういう問題を考えなくちゃいけないと思う。アピールしていくことが大事」と話していた。 |