全労連は12月7日、熊谷議長を本部長とする「『小さな政府=大きな国民負担』に反対し、もうひとつの日本、安心できる公務・公共サービスをめざす闘争本部」(略称・全労連「もうひとつの日本闘争本部」)を立ち上げた。改憲策動とも一体の「小さな政府」の本質を明らかにし、世論形成をはかり、国民的な運動を大きく推進していく。同日、発足総会を全労連会館ホールで開催し、133人が参加した。
熊谷議長が主催者あいさつ。坂内事務局長(闘争本部事務局長)が、「国民の安全と耐震強度偽造問題」シンポジウムの開催(06年1月26日午後6時半〜日本青年館・中ホール)、労働現場からの規制緩和による安全破壊の告発(レポート)運動、06年地域総行動の中での位置づけと行動、全国縦断キャラバン行動(3月中旬〜4月中旬)、ホームページでの情報や運動の発信・交流など、当面する取り組みについて提案。また、政治家、評論家、学者、弁護士など幅広い層をメンバーとした「小さな政府」や「もうひとつの日本」などについて、縦横無尽に語り合い、同時に運動へのアドバイスも視野に「もうひとつの日本を考える国民懇談会」の結成をめざすことを提起した。
航空安全会議の大野議長、全国保険医団体連合会の住江副会長、全国生活と健康を守る連合会の辻事務局長が、激励・連帯あいさつ。単産・地方組織から決意表明がされた。
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