全労連は、社会的に注目を浴びているパートや青年、女性の「3・10中央行動」に取り組み、早朝宣伝、国会座り込み・議員要請、省庁交渉、日本経団連前集会などを終日展開した。昼に開かれた「06春闘勝利3・10青年・女性・パート決起集会」には、あいにくの雨の中、全国から2500人が参加した。
主催者を代表して熊谷金道全労連議長は、非正規雇用労働者が雇用労働者全体の33%に及びとりわけ女性労働者の増大と低賃金実態を報告し「春闘で均等待遇を重視し、賃金の引き上げ、差別是正に取り組もう」と訴えた。連帯あいさつには、全労協(全国労働組合連絡協議会)の中岡基明事務局長、日本共産党の小池晃参議院議員、韓国非正規労働センターのキム・ジュファン企画調整局長とユン・イェオリム労働弁護士が参加し企画調整局長があいさつした。
会場では、大阪パート連絡会の黄色の法被姿で「替え歌河内音頭」や女性部のコントに会場から共感の拍手が送られるなど青年部、ヘルパーネットらがパフォーマンスを繰り広げた。
集会アピールを採決し、青年部は銀座へ、女性部・パートなどは国会に向けシュプレヒコールしながら元気にパレードした。
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