全労連青年部が学習交流集会(ユニオンユースアカデミー)を開催

写真 全労連青年部は、5月13〜14日に学習交流集会「ユニオンユースアカデミー2006」を大阪市内で開催し、61人が参加した。

 全労連幹事会を代表して宮垣事務局次長があいさつ。関西勤労協槙野理啓さんが現代社会と青年労働運動について、基礎理論を講義した。常任委員会から、この間出されている活動上の悩みや寄せられている声などをもとに問題提起。未組織労働者の組織化について日下全労連オルグ(前青年部長)、日本医労連青年協、大阪労連青年部から活動に関する特別報告を受け、グループに分かれて討論を行った。

 2日目には、「九条の会」の小森陽一事務局長から、現代の青年の成長過程と置かれた状態と、教育基本法や憲法改悪反対闘争の意義について講義を受け、グループ討論を行った。講義は2つとも大好評。他単産の状況を同じ青年の目線で交流する、要求に応える企画となった。

参加者の感想から

 「『ことの本質をしっかりつかむこと、現象にふりまわされないこと』もっとも根本的なことで、大切なことだと感じた。青年部活動のヒントをもらったように思う」

 「厳しい情勢のなか、労働組合が重要であり、求められているということを改めて感じた」

 「憲法って、1語1語に重みがあるんだなぁと思った。憲法9条のすばらしさを改めて実感するとともに、絶対に失ってはいけないものだと思った」

 「自衛隊と自衛軍では、意味が全然違うという話は、よくわかった。9条はやっぱり守っていかなければならないと改めて思った」

 「各職場の状況を聞くことができ参考になった」

 「活動を交流するとみんな悩んでいることは同じだった。どのように活動を盛り上げるかやってみようと思うことが浮かんできた」


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