「戦争する国」の人づくりNO!―「教育基本法の改悪を許すな!6・7国民集会」が6月7日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ2500人が参加した。主催は、全労連や全教などでつくる「教育基本法の改悪を許さない各界連絡会」など。教育基本法改悪反対のたたかいをさらに広げ、医療制度改悪法案、共謀罪、国民投票法案など悪法阻止の運動と結合し、必ず廃案に追い込むことを決意しあう集会となった。 全労連の熊谷議長は主催者あいさつで「改悪の火種を残さず与党議員を追い詰めるため、職場・地域からねばり強くたたかおう」と呼びかけた。日本共産党の志位委員長が国会情勢報告。「『愛国心通知表』の問題などで政府を追い詰めている。継続審議になったならばわれわれには時間ができる。全力たたかいを広げよう」と訴えた。 教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会の呼びかけ人の一人、小森陽一さんが連帯あいさつで「改悪の狙いに、憲法との関係を断ち切るということがある。政府は改悪をゴリ押ししようとしたが、草の根からの運動がおこり、国会の内と外から与党を追い詰める運動になってきている」と述べ、「強く、広く、本気で伝えることで、悪法を阻止する力を生み出せる。一人ひとりの行動にかかっている。人の親としての気持ちを伝えていこう」と呼びかけた。 6団体からたたかいの報告や決意表明があり、閉会後、国会請願デモが行われた。 |