「こんな労働契約法はいらない! 働き過ぎ社会を告発し、まともな労働法制を展望するみんなの集会」を開催

写真 「こんな労働契約法はいらない!働き過ぎ社会を告発し、まともな労働法制を展望するみんなの集会」が6月28日、東京・文京シビック小ホールで開かれ300人が参加した。主催は、全労連、労働法制中央連絡会。
 集会全体が「今日の出来事 あべちゃんは見た ド緊迫!労政審」というテレビのニュース番組仕立ての構成劇で展開。全労連役職員や中央連絡会の役員が、人気ニュースキャスターや人気弁護士、審議会の模様、労働契約法ができたらこんなに大変なことになるということがわかる「近未来ドラマ」などを熱演。会場はおおいに盛り上がった。
 また、出版労連、通信労組、JMIUがたたかいを報告しながら「こんな労働契約法ができたら、いまの自分たちのたたかいが成り立たなくなる」と告発。新婦人が、会員から寄せられた「家族の働き方がいかに大変なことになっているか」を告発する黒書を朗読した。
 これからのたたかいについて、中央連絡会の岩田事務局長(全労連事務局次長)が行動提起。基本的構えとして、「この内容での法案をつくらせないこと、法案以前に危険な芽をつみとることを獲得目標にする」、「教育基本法案、国民投票法案、共謀罪、米軍基地問題などの諸課題と結合してたたかう」、「労働組合の所属の違いを超えてすべての労働組合が一致団結してたたかえるよう共同行動を呼びかけ対話をすすめる」と提起。学習・宣伝の強化、審議会に対する行動やパブリックコメントの集中、署名の推進、決起集会や統一行動など、当面の具体的な行動を提起した。


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