教育基本法改悪法案を廃案に!憲法・教育基本法を守り生かそう―8・26学習決起集会が8月26日、全労連会館で開かれ150人が参加した。主催は、教育基本法各界連絡会と教育基本法全国ネットワーク。 主催者を代表し各界連代表の坂内三夫全労連議長が開会あいさつ。「教育、平和、民主主義の問題など戦前の日本にしようとする政府の動きは、世界の流れや国民感情と乖離している。9月末に臨時国会が召集されるが、教育基本法改悪法案を阻止できれば、ポスト小泉政権は立往生する。まさに正念場のたたかい、改悪法案阻止のため奮闘しよう」と呼びかけた。 杉井静子弁護士が連帯あいさつ。「いま、教育基本法『改正』問題を考える」と題し堀尾輝久東大名誉教授が、「憲法と教育基本法〜改憲のねらいと教育基本法改悪」と題し五十嵐仁法政大学大原社会問題研究所教授が講演した。 東森英男各界連事務局長(全教書記長)が運動を提起。全国各地で改悪反対の運動が広がっていることを報告しながら、憲法改悪手続き法阻止や労働者・国民のくらしをめぐる切実な要求実現の課題と結合し、教育基本法改悪法案の廃案を必ず勝ち取るために、「(1)世論を広げる国民的な宣伝・対話を大きくすすめる(2)臨時国会開会前に、地元からの国会議員要請行動に取り組む(3)全国キャラバンを成功させる(4)10月14日(明治公園)と11月2日(日比谷野外音楽堂)の集会を成功させる」ことを訴えた。 |