【談話】沖縄米兵の女子中学生暴行事件に厳重に抗議する
2008年2月12日
全国労働組合総連合(全労連)
事務局長 小田川義和
報道によれば、沖縄署は2月11日、14歳の女子中学生を10日夜に自分の乗用車内で暴行したとして、キャンプ・コートニー所属の在沖縄米海兵隊員を強姦容疑で逮捕しました。
これは1995年9月の沖縄少女暴行事件を思い起こさせる重大な犯罪であり、絶対に許すことはできません。日本国民、とりわけ、女性・少女の人権をじゅうりんする蛮行であり、怒りをもって厳重に抗議するとともに、厳正なる処分と再発防止を求めるものです。
95年の沖縄少女暴行事件に際して米兵の犯罪の再発防止や綱紀粛正が強調されましたが、その後も在日米兵による犯罪はいっこうに減少していません。基地があるところでは、米軍犯罪・事故はなくならず、住民はおびえながら生活することを強いられています。
米軍再編がすすみ、さらに日本が先制攻撃戦争の足場にされていけば、米軍の犯罪・事故は増加するおそれが、さらに大きくなります。
全労連は、米軍基地の縮小・撤去をあらためて強く求めるものです。
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