【総選挙アピール】労働者の切実な要求を結集して
「貧困解消、生活危機突破」、憲法がいきる政治の実現へ総決起しよう!
組合員のみなさん
いよいよ総選挙が間近にせまってきました。
若者が使い捨てにされる実態をなくし、雇用の安定、均等待遇、非正規の正規化など労働者が夢と希望を持って働き続けることができる社会を実現する政治に転換するチャンスです。
今度の総選挙は、最低賃金の引き上げ、労働者派遣法を抜本的に改正し、ワーキングプアをなくし人間らしく働くルールの確立、石油関連製品をはじめ、食料品や原材料価格の高騰に対する物価対策や、輸入米などの汚染米問題など国民生活への具体的な対策、後期高齢者医療制度の廃止をはじめ社会保障の拡充、自衛隊の海外派兵反対、イラク・アフガンからの即時撤退、憲法9条を守り、憲法がいきる政治へなど労働者と国民の切実な要求が政治を動かし始めている状況を加速させる大きなチャンスです。
いまこそ職場・地域から活発な対話と政治論議をくりひろげ、みんなで誘い合って棄権を防ぎ、こぞって投票しましょう。
組合員のみなさん
昨年から1年間、災害被災者生活支援法、薬害肝炎患者の一律救済を目的とする「特別措置法」、最低賃金法改正の成立が実現したほか、規制緩和一本槍できた労働者派遣法の見直しの動きや、後期高齢者医療制度廃止法案の参議院での可決、イラクへの自衛隊派遣を違憲とする名古屋高裁判決も大きく影響したイラクからの自衛隊の撤退表明など、国民の世論と運動が政治を動かす状況が目に見えてはっきりしてきています。
1年間に2度も首相が政権を投げ出す異常な事態は、大企業中心・アメリカ追随の政治から、労働者・国民ののぞむ雇用の充実、社会保障や教育、くらしと営業をささえる政治への転換を求める国民世論との矛盾の表れです。政治の中身を変えようの声を集中し、実現のために立ち上がりましょう。
組合員のみなさん
全労連は、「賃下げからの転換」、「雇用破壊からの転換」、「社会保障改悪からの転換」、「戦争をする国づくりからの転換」の4つの転換を目標に、職場・地域から政治を変える取り組みをよびかけています。
私たちの要求実現と政治のかかわりをとらえ、職場・地域から活発な対話と政治論議をくりひろげ、憲法と平和を守り、貧困と格差の是正、雇用・くらしを守る政治の実現へ総決起しましょう。
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