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【アピール】「9条改憲ストップ」の明確な意思を7月21日に示しましょう

 全国の働く仲間の皆さんに、全労連は訴えます。
 7月21日投票の参議院選挙で、9条改憲の戦争する国づくりの道から、くらし本位の政治をめざす道への転換を実現させましょう。
 立憲野党の躍進、市民と野党の統一候補を国会に送り出すために、力を寄せてください。
 10月からの消費税10%増税を中止し、公正な税制への転換と軍事費の削減で、社会保障、教育などくらし本位の政治に変えましょう。最低賃金1500円への引き上げと地域間格差の是正などで国内での経済の循環をつくりだしましょう。原発ゼロの社会を、社会の多様性を認め、ジェンダー平等の社会をーなどの要求を前進・実現するために、立憲野党の議席を伸ばすための支持を広げてください。投票所に足を運び、悔いのない選択を行ってください。

 全国の働く仲間の皆さん
 マスコミ各社が報道しているように、参議院選挙最終版の情勢は、皆さんの奮闘で接戦にまで押し上げているところがありますが、改憲勢力が参議院の議席3分の2を獲得する可能性を残したままで推移しています。
 政権与党が選挙公約で、「憲法に自衛隊を明記する」ことを掲げ、選挙期間中もくり返し強調しています。仮に、改憲勢力が参議院3分の2の議席を確保すれば、一気に改憲発議に進むことになります。
 アメリカ・トランプ大統領が、日本の自衛隊にアメリカを守るための役割発揮を求め、中東・ホルムズ海峡への自衛隊派遣をアメリカが迫っていることが示しているように、憲法9条の改憲は日米の「血の同盟」を完成させるためであることが、はっきりしました。
 アメリカの覇権に従い、先制攻撃も辞さない「戦争する国・日本」に進むことを、市民の力で止めることができるのが7月21日の投票日です。
 2年近く取り組んできた「安倍9条改憲NO!」の3000万人署名に寄せられた市民の皆さんの声を無駄にせず、投票結果につなげるのが、7月21日です。
 日本の針路を決める参議院議員選挙で改憲勢力に3分の2の議席を許さないために、力を寄せ合いましょう。

 全国の働く仲間の皆さん
 安倍首相に9条改憲を断念せざるを得ない結果をつきつければ、政治は確実に動き始めます。嘘とごまかしの政治にも、権力者に忖度して民主主義が壊される政治にも、法治主義ではなく憲法を無視する人治政治にも「さよなら」を告げることは可能です。
 7月21日、市民と野党の力で政治を変えましょう。政治を変えて平和と暮らしを守りましょう。
 皆さんが投票所に足を運び、明日を選択する一票を投じてください。皆さんの仲間とともに未来を切り拓くことを重ねて呼びかけます。

2019年7月17日

 全国労働組合総連合
事務局長  野村幸裕

 
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