2022年8月1日
全国労働組合総連合
事務局長 黒澤 幸一
2010年12月31日大晦日に、日本航空(JAL)より不当に整理解雇されたパイロット、客室乗務員の解雇争議がたたかわれています。このほど、この争議をたたかう日本航空キャビンクルーユニオン(CCU)、日本航空乗員組合(JFU)の2労組が、争議解決に関わる会社提案を引き出し、解雇争議を終結しました。CCUは7月13日、JFUは7月22日に大会を開催し決定したものです。
両労組の12年にわたるたたかいに敬意を表します。今後も両労組が、たたかう労働組合の伝統をまもり、引き続き奮闘されることを期待いたします。
全労連は2010年12月20日に結成された「日本航空の不当解雇撤回をめざす国民支援共闘会議」(JAL国民支援共闘)の結成時からの共同代表組織として、すべての被解雇者を支援する立場でたたかってきています。両組合、両争議団をはじめ、JAL争議を支援する広範な仲間とともに2つの裁判闘争、ILO提訴をはじめとする様々なたたかいを支えてきています。
全労連は、両労組が会社側からの提案を受け入れ、争議終結の判断をされたことを尊重します。
なお、両組合に属さない被解雇者の仲間のたたかいは継続中です。全労連は、すべての争議解決をめざし、引き続き支援していくことを表明するものです。
以上