1、 |
備蓄原油の放出を含め灯油等石油製品の価格安定策、鋼材等原材料、食料・生活必需品などの価格安定策を総合的に講ずること。
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(1) |
ガソリン・軽油などにかかる燃料税について、暫定税率は速やかに廃止すること。
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(2) |
原材料高騰問題に対応した返済猶予措置や利子補給などを含む使いやすい実効ある緊急融資制度を整備すること。
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(3) |
北海道など寒冷地では、灯油の高騰は人命に直結する問題である。「寒冷地」に対する価格引下げや「福祉灯油」などの緊急対策を速やかに行うこと。
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2、 |
親会社や元請企業に対して、(1)原材料高騰、生活必需品の値上がりや最低賃金引き上げなどに見合う適正な下請単価・取引対価・運賃などを保障すること、(2)賃金・労働条件切り下げや非正規化など労働者への犠牲転嫁はしないこと、について要請・指導を徹底すること。
独占禁止法・「下請2法」(「下請代金支払遅延等防止法」「下請中小企業振興法」)を積極的に活用するとともに、不公正取引に対する罰則を強化すること。
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3、 |
国・地方公共団体が発注する公共工事などについて、原材料高騰、生活必需品の値上がりや最低賃金引き上げなどに見合う適正な事業費設定を行うとともに、とくに原材料費、人件費については下請企業やそこで働く労働者に適切に支払われていることを確認できる措置を講ずること。
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