○全国青年部結成○

「なつわか。」の様子

　全国福祉保育労働組合青年部（以下、福祉保育労青年部）は、今夏、4回目の全国青年交流集会「なつわか。」を開催、約7年の準備期間を経て、正式に、青年部として発足しました。この、青年部は、各地域での青年部活動、そして、全国の青年のつながりを大切にし、誰もが気軽に参加できる会議やスタイルを大切にしながら、進めてきました。
　福祉職場で働く青年の状況は、「介護保険制度」、「障害者自立支援法」、等の制度改悪もあり、仕事は厳しく、そして、賃金は抑えられという実態があります。また、制度改悪による規制緩和、福祉予算の削減により、非正規労働者の比率が増大しています。福祉労働者のほとんどが「やりがい」があると答えていますが、一方で「給与が低すぎる」「休暇が取れない」「業務負担や責任の過重」「仕事がきつく体力が不安」という意見もたくさん出ています。子どもやお年寄り、障害者と心を交わしてみたい、人とのつながりを深めていきたいなどの、夢や希望を持った青年が厳しい労働環境に疲れ果て、やむなく職場を去っていく、そんな悲しい状況が、現実に起こっています。
　福祉保育労青年部では、結成1年目ということで、すぐには、要求課題を掲げた要求実現闘争は出来ないかもしれませんが、こういった青年の状況を出し合うとともに、明日につながる元気を作れる場にしていきたいと思っています。福祉保育労青年部の合言葉「てくてく」を大切に、一歩ずつ踏みしめて歩んでいきたいです。

○取り組み内容○

全国青年部記念撮影

※今後も含めて
○ 各地方を越えた青年交流集会「なつわか。」（2年に一度全国で、その間の年に東西交流イベントをします。
○ 青年部ニュース「てくてく」の発行。
○ 平和や憲法をアピールできるグッズの作成（この間は、平和Tシャツを作りました）
○ 福祉保育労青年部独自のブログによる情報発信・意見交流
○ 「全国版・組合用語の基礎知識」の作成
○ 青年部紹介のための独自のチラシ、DVD作り