「全都青年秋の学習と交流のつどい2006」
平和について考え、交流も
10月28日(土)〜29日(日)、実行委員会主催の「全都青年秋の学習と交流のつどい」が、山中湖畔荘清渓にて開催され、7青年部から16人が参加しました。内本聡さんの感想を紹介します。
私が今まで参加してきた「秋のつどい」の中で一番印象に残り、楽しかった今回の気持ちをお伝えします。
10月29日(日)朝9時から「リトルバーズーイラク戦火の家族たちー」を鑑賞しました。エンターテイメント性など何もないイラクの現実を突きつける、綿井監督の言葉を借りるならまさしく「歯を食いしばって見る映画」でした。
兵士へのインタビューでも、どこか不安でどこか自信なさげな兵士に、綿井さんの問いかけが強く響きます。「この戦争は正しかったのですか」。答えられずにその場を去る兵士。
「感動したとか、日本は平和で良かったというような感想だとこの国はいけない。この映画はそんな映画じゃない」。イラクに展開した米軍の予行演習や兵站を担ったのは在日米軍であり、沖縄はその中心となってきました。会場にいた綿井さん本人からのメッセージは重く強く我々に問いかけて来ます。この日本という国の立ち位置を直視するしか選択肢はないと。
ほかに、みんなで話し合った自己紹介と職場紹介。他人紹介をゲーム方式で行い盛り上がった夕食交流会、議論を深めた夜の交流会。童心に戻ったようにドッジボールや警泥ゲームで動き回ったスポーツ交流会。来年の秋の集いもまた楽しくなるでしょう。(2006.11.15)
☆今年は11月23日(金、祝日)〜24日(土)にラパスホールを会場に開催し、ジャーナリストの堤未香さんが初日に講演します。
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