全労連第25回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ
(16カ国19組織2国際・地域組織 メッセージ到着順に掲載)
スペイン労働者委員会総連合(CCOO)
事務局長、幹事会、代議員、ご参集のみなさん、スペイン労働者委員会総連合は貴組織の強化と発展のため直面する問題を討論し、決定を行う全労連第25回大会にご挨拶を送ります。日本で健全で憲法が生きる政治を実現させる具体的な方針決定を行うものと確信しています。みなさんが大会を開催していることが、民主主義と日本の労働者の生活条件を守る皆さんのコミットメントを示していると思います。
5月8-9日に相次いで会合をもった欧州委員会、ユーログループ、欧州経済社会理事会によって決められた要求を満たす「調整計画」をスペイン首相が5月12日に国会に提出しました。労働市場改革と政府によって作成された王令に関する政労使三者の対話の枠組みによる交渉の決裂という事態に関し、6月15日にCCOO幹事会は臨時会合をマドリッドで開催しました。欧州労連執行委員会での決定、いくつかの欧州の労働組合運動が政府の緊縮財政策に抗議・反対する統一行動を検討している情勢を踏まえ、CCOO幹事会は9月29日にゼネストを行うことを決定しました。
国際労働組合総連合(ITUC)に加盟するCCOOを代表し、労働組合としての共通の責務をもっている全労連にメッセージを送ることは名誉なことです。両国に安心と安定を取り戻すために、私たちは努力しなければなりません。労働・生活条件を悪化させ、多くの国でILOの職場における権利と原則に関する新宣言に示された団結権と団交権の保障もままならないこの経済危機のもとでは、これは私たちすべてにとって大変難しい課題です。全労連大会は日本の労働者を守る運動について討論されることでしょう。みなさんの労働・生活条件向上のたたかいは極めて重要です。
全労連大会が成功し、実り多いものであることを願います。
全労連万歳、日本万歳
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