2002年国民春闘共闘情報
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第43号  2002年6月17日

継続審議ではなく、廃案に

 STOP!有事法制6・16全国大集会  

共同ひろげ代々木公園に全国から6万人

 「有事法制の廃案にむけて、全国から集まろう!」と6月16日、東京の代々木公園で「STOP!有事法制6・16全国大集会」が開かれました。陸・海・空・港湾労組20団体と宗教者団体などが呼びかけ、全国から春闘共闘参加組合をはじめ労働者、市民、宗教者など6万人が参加しました。
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 上部団体や思想・信条を超えた幅広い共同の集会で、4月19日、5月24日の集会に続くものです。「いのちと安全、人権を尊重し、平和な暮らしを求める立場から、有事立法の危険をもっと多くの人たちに知らせ、『有事関連3法案』の廃案までたたかい続ける」との集会宣言を採択、新宿、渋谷など3コースをデモ行進し、沿道の市民、繁華街の通行人らに廃案を訴えました。
 開会宣言した宗教者平和ネットの石川雄吉さんは、有事3法案の今国会での成立が困難といわれることに触れ、「私たちの願いは継続審議ではなく廃案。私たちのたたかいいかんでは廃案にできる」と、全国での取りくみを強めようと訴えました。
 各界アピールで全労連の小林洋二議長(国民春闘共闘代表幹事)は、「労働者は戦争に協力しない。労働組合の共同は大きく広がっている。法案阻止へ労働者もがんばります」と強い決意を表明。脚本家の小山内美恵子さん、日弁連の伊礼勇吉副会長、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の土井たか子党首、民主党の生方幸夫衆院議員、沖縄の市民団体代表、海員組合や高校生の代表も廃案を訴えました。




●医療改悪法案の強行は許さない!

 6・13中央集会 に廃案めざして3000人

 中央社保協と有事法制阻止の連絡センターは13日夜、日比谷野外音楽堂で「医療大改悪反対!有事法制許すな!6・13中央集会」を開きました。東京・首都圏を中心に3000人が参加、国会の会期延長を許さず、医療改悪も有事法制もメディア規制法も廃案に追い込もうと訴えました。集会アピールを採択し、緊迫する国会にむけてデモ行進しました。医療改悪法案を審議していた衆議院厚生労働委員会は14日午前、野党四党が審議拒否でたたかっている最中、与党単独で採決強行しました。