2003年国民春闘共闘情報
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第43号  2003年4月30日

 

5月6日  派遣法・職安法審議入り!

 国会は4月26日以降連休に入っています。委員会等は連休明けまで開催されません。連休明けが勝負です。5月6日に本会議、趣旨説明、代表質問。5月7日には委員会審議入り(与党が質問入り・1時間)。派遣法・職安法もみのがせない重大な改悪です。委員会への傍聴、署名を促進しよう。


労基法についても5月6日本会議上程・趣旨説明

 5月6日 本会議で趣旨説明、各党代表質問、のち厚生労働委員会に付託されるが、「派遣法・職安法」が先議案件となっています。派遣法・職安法成立以後、早ければ5月16日に委員会で審議入りの可能性もあります。5月6日、個人情報保護法案、衆議院通過?
 衆議院のうごきがわかる配信サービスがあります。以下のページから申し込めます。
http://www.shugiinmps.go.jp/mailsend/


 野党共闘のうごき  共同修正で動き出す

 野党4党の理事懇談会では、民主党の提案で共同修正案づくりが議論されています。労働三団体の意見を聴く方向も検討されています。


 全労連闘争本部の動き


緊急昼デモ・議員要請行動・中央決起集会


 緊急国会請願昼デモ

 ◆5月7日(水)昼12時 日比谷野外音楽堂
          12時20分出発 霞門から出発し、国会請願デモ

 この日は教育基本法、独立法人化問題で全教、公務などが昼デモを予定しています。これに連動する形で、労働法制反対、有事法制反対等もかかげたデモを全労連、有事法制連絡センー等とも連携して取り組みます。また、この日は連合が国会前座り込みを1000名規模でおこなう予定です。
 全労連ではこの日、単地代表者会議が行われますが、開始時間を2時からに遅らせ、代表者会議参加者は12時からの昼デモに参加するよう、呼びかけることになりました。

 デモ隊列は以下のようにお願いいたします。
  ◆先頭隊列=全教カー 全大教など教職員と国公労連などが、大学独立法人化反対・教育基本法改悪反対などに反対する要求で請願行動。 
  ◆第2隊列=全労連カー 労働者部隊や国民大運動などの「労働法制改悪許すな」「有事法制廃案」などで国会請願デモを行います。この行動に伴って、定例の国会議面行動は中止です。


 国会座りこみ

 ◆5月14日(水)午前11時〜午後1時  衆議院議員会館前
   全体で1000名規模の参加をお願いしています。


 労働法制改悪反対・中央決起集会

 日 時:5月21日(水)午後6時開場 6時30分〜
 場 所:日比谷野外音楽堂
 主 催:全労連・中央連絡会・東京地評
 スローガン:「首切り自由化法案阻止、働くルールの確立を」
 内 容:国会審議山場での行動
     労働法制改悪反対の声をアピールする
     連帯あいさつ〜全労協などの他、社会民主党、日本共産党など野党に要請
     情勢報告、決意表明、デモ指示、アピール提案、閉会あいさつ


 がんばってます! 各単産・地方の取り組み (JMIU) 

 JMIUは4月17日、「有事法制反対」「首切り自由化、労働基準法改悪反対」で中央行動を実施、全国から500名が結集しました。国会請願デモのあと約400名が衆参の厚生労働委員に要請行動を行い、約80名がアメリカ大使館へ抗議要請行動を行いました。この日、労働法制署名5000筆が日本共産党国会議員団にたくされました。
 JMIUは5月21日の中央行動には全国統一ストライキで立ち上がり、中央集会は500名を越える参加を目指しています。


 民主的公務員制度の確立めざす全労連全国キャラバンいよいよスタート

 今回の全国キャラバンはタイトルのとおり、公務員改革が主要な課題ですが、労働法制も重要な課題となっています。各地での宣伝行動、自治体訪問、集会等が計画されています。
 5月7日全国キャラバン西コーススタート
 5月8日全国キャラバン東コーススタート
 キャラバンのニュースは国公労連からメールマガジンが各加盟組織に配信されています。


 当面の日程

 5月1日 メーデー
 5月7日(水)緊急!昼デモ、議員要請行動も行います。
 7日〜8日 単産・地方代表者会議
 5月9日(金)AM10〜12時 労働法制闘争本部会議
 5月14日(水) 国会座りこみ
 5月21日(水)第6波全国統一行動 労働法制阻止中央集会


有事法制関連法案を5月中旬に採決ねらう

メーデー、憲法集会ステップに"列島騒然"の状況をつくりだそう

 自公与党は、衆院有事特別委員会の審議を連休明けの5月6日から開始し、一部野党との「修正」協議をからめつつ5月中旬にも採決をねらっています。法案を廃案に追い込む運動の正念場です。法案提出から1年以上にわたって成立を阻止してきた運動の力を確信に、1日のメーデー、3日の憲法集会をステップに急速な世論の盛り上がりをつくりだしましょう。


5月8日に政府は参考人質疑を予定

 5月6日に開かれる衆院有事特別委員会では、自由、民主の両党が提出した「修正案」趣旨説明がおこなわれることになっています。自・公与党は、この委員会の場で5月8日に参考人質疑をおこなうことを主張しており、「参考人質疑即採決ではない」と言っていますが、この参考人質疑によって採決できる条件が整うと考えているようです。これにたいし、野党側は徹底した審議を要求するとともに、昨年いったん設定してとりやめになった地方公聴会や中央公聴会の開催なども要求していく構えです。


5月8日に「連絡センター」全国代表者会議を開催

 「連絡センター」は、緊迫した国会情勢に対応するため、5月8日に「有事3法案の廃案をめざす全国代表者会議」を開きます。会議では国会情勢の報告を受けるととともに、緊迫した情勢に対応する「連絡センター」としての行動提起をおこない、各地の運動を交流します。なお、午前中は衆議院の議員面会所に集合し、簡単な意思統一をした後、いっせいに議員要請行動をおこないます。
 また、連休中から8日までの基本的な運動の方向については、つぎのような基本的行動を提起しています。


 【当面の行動の基本】

◎反対世論のすそ野を広げる学習・宣伝・対話・署名を急いで広げよう。緊迫した国会情勢に機敏に対応しよう
◎各地から地元出身議員にたいし、手紙ファックス、メールなどによる要請行動を展開しよう。
◎各団体、各地で創意ある行動をもりあげるとともに、メーデー、憲法集会等で有事法制反対を強くうちだし、共同行動も追求しよう。


緊迫の国会へ続々と抗議・要請行動

 有事法案をめぐる国会には、21日に宗教者、23日に「連絡センター」や全労連、24日には陸海空20労組、28日には市民有志など、さまざまな団体がほぼ連日つめかけ、議員への要請行動、議員面会所や議員会館前での抗議集会、座りこみ、青空討論集会を開いています。連休明けには、さまざまな団体の行動予定が組まれています。


 「連絡センター」当面の行動予定


◇5月2日 14時 「連絡センター」世話人 全労連会館3F
◇5月7日 12時 国会請願デモ  日比谷野外音楽堂集合
          (定例の国会要請行動が合流します)
◇5月8日 11時 議員要請行動(衆院議面集合)
       14時 全国代表者会議(全労連会館)



 
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