2003年国民春闘共闘情報
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第8号  2003年1月10日

 

反転攻勢の03春闘スタート

 賃下げ攻撃は断じて容認できない

東京・新宿など主要駅頭で早朝宣伝

 国民春闘共闘と東京春闘共闘は10日、03春闘の本格スタートを告げる「新春早朝宣伝行動」を実施。手足がしびれる寒さのなか、東京駅をはじめ新宿、池袋、霞ヶ関駅に中央・東京の単産や周辺労組などから237名が参加し、春闘ビラなど約8000枚を配布しました。




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 東京駅での新春宣伝は早朝8時からスタート。全労連、通信労組、全国一般、都教組、全損保、靴工組合、大手町国公や東京地評・東京労連などから44人が参加して、出勤するサラリーマンらに新春ビクトリーマップビラを配布しました。
 宣伝カーの上から、国民春闘共闘の熊谷代表幹事(全労連議長)、国分事務局次長、東京春闘共闘の中山代表委員、山口幹事、岩倉幹事らがつぎつぎマイクを握り、イラク問題をはじめ政府・財界の医療・年金改悪、消費税16%増税計画の動き、なりふり構わぬリストラ・賃下げ攻撃などの労働者いじめを批判し、03春闘の要求を紹介してたたかう決意を熱く語りました。
 国民春闘共闘の熊谷代表幹事は、日本経団連の「経営労働政策委員会報告」が「ベースアップは論外」「定期昇給の凍結・見直し」など公然と賃下げ攻撃を打ち出していることや、「雇用の確保」と言いながら大量の人べらしを強行していることなどを批判、「全労連・春闘共闘は断じて容認できない」と強調しました。03春闘では、「国民総決起と全員参加の運動をすすめ、雇用、くらし、いのち、平和の安心を取り戻すために全力をあげる」と表明しました。