2005国民春闘共闘情報
全労連HP

第 4 号  2004年12月13日

 

平均は2.26カ月+αの72.9万円

前年実績を9,778円上回る

 年末一時金第3回集計  残る組合も決着へ

04年・年末一時金の第3回回答集計結果について

2004年12月13日  2005年国民春闘共闘委員会

産業別・単産別総括表

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1.国民春闘共闘委員会は12月10日、年末一時金の第3回集計を行った。この間、新規回答を引き出した繊維産労、検数労連、郵産労をはじめ、全農協労連、自交総連、建交労・鉄道、全労連全国一般、全信労、全証労協、銀行労連、広告労協、映演共闘、特殊法人労連など31単産・部会すべてから報告が寄せられた。

2.回答+妥結状況は各々総括表のとおりで、その特徴はつぎのような諸点である。

(1) 登録組合数 796組合 登録31単産中 全単産に回答
(2) 回答組合数 595組合 回答引出し率 74.7%
(3) 2次回答以上 181組合 回答上積み率 30.4%
(4) 妥結組合数 376組合 妥 結 率 47.2%
(5) [回答+妥結]      
  単純平均 595組合 2.26カ月+α 728,870円
  前年実績 同一組合   719,092円
  引上げ率 同一組合対比   +1.36%
  加重平均 158,528人   824,551円
(参考) 前年同期(12.11) 629組合 2.26カ月+α 714,714円
  前年同期・加重平均 162,331人   802,713円



3.12月に入り、支給日を前に各単産は年末一時金の「決着」をめざす統一行動などをとりくみ、交渉強化、ストを含む闘争強化で回答引き出し、上積みを追求してきた。その結果、春闘共闘参加31の全単産・部会の回答が出揃い、75%の組合が回答を引出き出し、47%の組合が妥結した。単純平均は2.26カ月プラスαの72万8870円で、前年実績に比べて月数で0.02カ月減、金額では9778円(1.36%)増という状況になった。今回の特徴は、支給月数でマイナスながら、単純平均、加重平均とも前年実績の水準を上回ったことである。

 前年実績対比でプラスになっている単産は建交労・製造の29.5%、検数労連の17.1%全国一般製造の10.2%をはじめJMIU、化学一般労連・紙パ、繊維産労、建交労・運輸、広告労協、映演共闘などの計20単産部会に増えた。これらの単産を中心に前年実績額以上(同額含む)が240組合ある。これまでの最高は出版労連傘下の317万円余で変わらず。第2次回答以上の上積みは181組合(回答組合数の30%)がかちとり、最高回答次数は建設関連労連、化学一般労連・紙パ、地方マスコミの各1組合が第5次回答まで追上げている。

4.10日には、公務員や一部民間企業でも年末一時金が支給された。管理職を除く一般行政職の国家公務員は平均約67万6000円、地方公務員は約64万9000円で、本俸引下げによる調整がない分、今年は増額になった。民間単産では約半数の組合が未解決状態で、多くの組合は中・下旬の支給日を前に、前年実績をめざす交渉をぎりぎりまでつづけている。

(以 上)


<お願い> 16日(木)午後の「仕事よこせ!失業なくせ!総行動」に多数ご参加を




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