埼労連・埼玉春闘共闘では17日、県内3コースの18職場をめぐるリレーストを決行、官民各単産や地方・地域の代表が大型バスや乗用車を仕立て、ストライキでたたかう各職場の仲間を激励しました。
大型バスで移動するメインコースには56人が参加。朝7時半にさいたま新都心駅に集合。駅近くの国公職場共同集会でエールを交換したあと、通信労組スト集会、北村バルブスト、東京セキスイ集会、日本信号ストを激励し、日本ヘルスへの申し入れなど7ヶ所を訪問、激励して回りました。全労連の今井常任幹事は、春闘共闘と連合大手の回答状況を紹介し、「大企業がひとり勝ち、労働者も中小企業・業者も農民も疲弊し、きわめていびつな経済状況のもとで、経済のまともな発展のために、大幅な賃上げによる再配分がどうしても必要になっている」「マスコミや多くのエコノミストも賃上げによる内需拡大をアピールしている。賃上げは社会的大義をもったたたかい。胸をはって断固としてたたかおう」とあいさつし、たたかう仲間を激励しました。
各コースの参加者は18時30分から埼玉教育会館で開催する「春闘勝利、元気にガンバル決起集会」に合流します。
なお、埼労連は2・23地域総行動で県内の全自治体に対し、
1) 公共工事、業務委託に係る労働者の賃金・労働条件の改善、
2) 自治体直庸の臨時・非常勤労働者等の賃金・労働条件の改善、
3) 中小企業退職金共済制度の普及、拡充
を申入れてきましたが、16日までに一部自治体から誠意ある回答がありました。
東京・三多摩 統一ストライキ集会に500人
3月17日、午後3時より東京・立川市において「3・17三多摩統一ストライキ集会」が行われました。主催は三多摩国民春闘、JMIU東京西部地協。参加は500名に。
オープニング、2名の主催者挨拶に続いて3名の連帯挨拶、各団体から4名の決意表明が行われました。
JMIU超音波支部の高沢新吾青年婦人部長は「16日の交渉の中で、7,390円がいっぱい、いっぱいとの会社側の回答には将来展望が見出せない」と憤怒。また、「職場アンケートでは専門で学んだ技術を活かせる職場配置でない。また女性には雑用や当初から長期ラインにつかせないなど格差があるという意見。打開すべく要請行動をする。」と決意表明。
決議文を採択し、参加者は3悌団に分かれ立川市内をデモ行進しました。
つなごうよ くらしと平和 守る手を