パフォーマンス、コント、記念講演で
07春闘・都知事選の勝利めざす
1・29春闘総決起集会に950人
国民春闘共闘と東京春闘共闘は1月29日夜、中野ゼロホールで「07春闘・都知事選勝利!1・29総決起集会」を共同でひらき、中央・東京の各単産、地域組織から950人が参加、二つの課題を攻勢的にたたかおうと意思統一しました。
集会前半のテーマは「都議選勝利」。東京自治労連(自治体リストラ阻止の構成劇)、東京土建(公契約条例の歌)、福祉保育労(アンパンマンの寸劇=写真)が、石原都知事の冷たい政治と民営化、人べらしなどを告発し、都知事選挙で吉田万三氏(革新無所属候補)の勝利をめざして奮闘する決意を披露ました。
駆けつけた吉田万三氏は、石原都知事が福祉切り捨て、五輪招致を口実にした大型開発、庶民の暮らしは後回しの実態を紹介し「ご一緒に、政治の流れを東京から変えていこう」とあいさつ。参加者は満場の拍手で応えました。学笑ライブでは、元ニュースペーパーの松元ヒロさんが登場。「時事問題と石原都政」をテーマに自由奔放なおしゃべりと歌で会場を何度も沸かせました。
後半は「07春闘、労働法制」をテーマに、都教組(子どもと教育を守る構成劇)、JMIU(労働法制大改悪の職場構成劇)、東京パート&首都圏青年ユニオン(牛丼食って残業代をかちとるお話し)が、職場の無権利、低賃金などを紹介しながら労働法制改悪の内容を告発しました。つづく記念講演は、労働総研代表理事の大木一訓氏が「日本社会の働き方を変えよう――『労働ビックバン』阻止と07国民春闘への期待」と題して、安倍内閣と御手洗財界の実態、政策批判を展開し、国の進路を切り開く07春闘への期待を語りました。
パフォーマンス・コンテストの表彰式では、6チームの得点が僅差ながら、金賞に福祉保育労、銀賞に東京パート&首都圏青年ユニオン、銅賞に東京土建が選ばれ、老田弘道審査委員長(国民春闘共闘代表委員)より表彰されました。集会の最後に、国民春闘共闘の坂内三夫代表委員(全労連議長)が「横暴をつくす政府・財界に対し、労働者・国民が反転攻勢に転じる攻めの春闘を。攻めに攻めて、攻め上げよう」と呼びかけ、参加者は力強く団結ガンバローを三唱しました。
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