2007国民春闘共闘情報
全労連HP

第 17 号  2007年03月06日

 

安心できる雇用と賃金を!

銀座、霞が関、国会で終日行動

3・6  各産別・パート・青年・女性ら、のべ8000人以上

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 全労連と春闘共闘は6日、「安心できる雇用と賃金を!3・6中央行動」を実施。全国から各産業別代表、パート・青年・女性ら、のべ8000人以上が参加して終日行動を展開しました。
 朝8時、全労連女性部は銀座マリオン前で、パート・臨時労組連絡会は池袋駅での宣伝行動を実施。出勤を急ぐサラリーマンらにビラやティッシュを配布し、時間給の大幅引き上げや均等待遇などを訴えました(写真は女性部)




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 自交総連、建交労、検数労連、全運輸など交運共闘のなかま1500人は、10時から霞ヶ関1丁目交差点の四つ角に結集して、大宣伝行動と国土交通省への個人請願を実施。各単産代表が「規制緩和で崩れた安全輸送。取り戻せ!交通運輸の安心・安全」などをアピールし、春闘勝利にむけての決意を表明しました。
 国公労連、自治労連、全教、郵産労、特殊法人労連など公務労組連絡会のなかま1500人は、11時30分から「いっせい霞ヶ関包囲行動」を展開。国土交通省、総務省、厚生労働省、人事院、財務省前で各々要請行動を繰りひろげました。

 各参加団体のコアタイムとして、12時30分から日比谷野外音楽堂で「『なくせ格差と貧困!』中央総決起集会」を開催し、会場いっぱいの3800人が参加しました。主催者あいさつした国民春闘共闘の坂内三夫代表幹事(全労連議長)は、「おかしいことには、“おかしい”と声をあげよう」と強調。「まともに働いて暮らせる賃金でなければおかしい!」「企業には減税、庶民には大増税はおかしい!」「ただ働きを合法化する労働法制改悪はおかしい!」と述べると、会場から「おかしい!」の合唱が起こりました。

 壇上では、韓国・全国公務員労働組合(KGEU)のハン・ソグ副委員長が連帯あいさつ、交運共闘、公務労組連絡会の代表がたたかいの報告と決意表明、パート・臨時労組連絡会は舞台いっぱいにのぼり、横断幕をかかげ、地方の最賃審議委員立候補者がそろってアピール(写真下)、青年部の07春闘クイズ「アタック25」、女性部は宇宙人が日本の状況をリサーチに来るパフォーマンス。会場は何度も大爆笑にゆれました。


 銀座パレード  プーさん、打楽器、プラカードで賑やかに

 集会後のデモ行進は、国会請願(公務労組連絡会)と銀座パレード(パート、青年、女性と民間・公務の一部など)を展開。銀座パレードでは、ワーキングプアを表現する「くまのプーさん」のコスチュームや「誰でもお時給1000円以上に」のプラカード、タンバリンやカスタネットをシュプレに合わせて鳴らしたりと、銀座、有楽町、東京駅周辺の道行く人に大きくアピールした。

 日本経団連前行動では、国民春闘共闘・小田川事務局長(全労連事務局長)が主催者あいさつし、賃下げ、労働者使い捨ての経団連方針をきびしく批判、「最賃を1000円以上に引き上げよ。労働法制の改悪をやめよ。格差と貧困をなくす方向に踏み出せ」と迫りました。青年部、女性部、パート・臨時労組連絡会の代表が決意表明。日本経団連にむけて、900人が怒りのシュプレヒコールを連呼しました。



  





 
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