2008国民春闘共闘情報
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第 17 号  2008年03月06日

 

9支部分会が1万円以上。大泉製作所パート41円

一人当たり6,063円。前年比+377円

 JMIU  107支部が第1次回答引き出す

 金属情報機器のJMIU各組合は4日、08春闘の回答指定日を迎え、全国107支部分会が第1次回答を引き出しました。支部平均は5,490円(1.99%)、組合員ひとり当たりの加重平均は5,063円(1.99%)で、加重平均が377円上回りました。
 回答の特徴は、村松フルート支部13,744円(埼玉)、大東工業10,327円(東京&埼玉)、アイエスビー支部10,627円(東京、千葉、神奈川)など、9支部分会が5桁回答を引き出し、27支部分会が昨年の妥結額を上回ったことです。しかしながら、全体としては、ほぼ昨年の初回回答水準にとどまっています。回答確約交渉では、ほとんどの経営者が「生活必需品の高騰によって労働者の生活がたいへんになっている」ことを否定しませんでした。ところが、実際に示された回答には、労働者の生活悪化に対し経営者がどう経営責任を果たすのかという真剣な検討のあとがみられません。これでは、労働者の生活悪化に目をむけ改善しようという気概や緊張感がみられない回答というほかありません。
 JMIUでは翌5日、第1次統一行動を展開。全国約71支部分会が30分〜2時間の時限ストライキを決行しました。東京各地域、埼玉、長野、京滋、大阪では、ストライキなどに入った職場を激励するリレーストや回答促進の統一行動が取り組まれました。栃木、茨城、神奈川では夕方の決起集会が実施されました。東京各地域と埼玉のリレーストには、全労連の役職員が同行し、ストライキでたたかうなかまを激励しました。JMIUはこのあと、8日に東京・明治公園で東日本決起集会(3/01西日本集会、3/02東海集会は実施済み)、12日には回答促進行動、13日に第2次統一スト(半日など)を配置して回答の上積みをめざしています。




 建交労  首都圏集交、制度的要求の回答を求める

企業内最賃、介護看護休暇、退職金など前進

 建交労・首都圏運輸集交の第1回交渉は、3月4日にトラック健保会館で開催され、年齢別最低保障賃金、トラック最賃、年間総労働時間、休日増、介護看護・育児休暇、定年、退職金制度の全般にわたり回答を求めました。
 全体交渉では、カンダから45歳・大型・普通運転手3つの最低賃金を各1000円引上げ、日通液体は介護看護休暇で1日増の4日と、退職金引上げ検討、堀切運輸も退職金を現行から1.5%引上げなどの回答を引き出しました。
 個別交渉後の第2回全体交渉では、教宣文化が45歳・普通運転手の2つの最賃、日生流通が子どもの看護休暇1日増の6日間の修正回答を引き出しました。
 交渉は最終的に、各社次回までに諸制度についての修正を求めるとともに、全社から賃金回答を求める交渉として、実力行使を通告して終了しました。



  





 
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