第16号 2013年3月7日
2社で前年実績突破!
全社で有額回答引出す
建交労・首都圏運輸集団交渉
全日本建設交運一般労働組合(建交労)は、3月7日、首都圏運輸の第2回集団交渉を開催し、全12社から賃金有額回答の提示を受けました。
このうち中央通運、堀切運輸の2社で前年実績を突破し、浅井、日生流通では実質前年同額の回答となっています。
制度要求では、第1回交渉で業務上災害補償の上積みを勝ちとった2社に加え、6社から上積み回答が提示されています。神田では退職金の引き上げの「検討」も約束させています。
交渉団は、全社有額回答を示したことを一定評価し、明日8日に予定していた実力行使を解除。次回交渉での大幅上積みによる解決を求め、24時間ストライキを通告し、第2回交渉を終了しました。
〜要求提出過半数を突破〜
2013年春闘における建交労の要求提出状況は、3月7日時点で312組織(50.8%)となり過半数を超えました。
建交労中央本部では、すべての組織で要求提出と点検・集約・報告のとりくみ強化、団体交渉の配置などを含めて全組合員の結集を基本にした春闘・産業別統一闘争を徹底すること、また、「3・5中央行動」を成功させた力を、職場・地域でのたたかいに生かして2013年春闘での要求前進と強大な組織建設に結びつけようと呼びかけています。