ストライキ突入集会に150人が結集!
桜も開花し暖かな日差しがさす中、東京・日本郵政本社前で開催されたストライキ突入集会には、東京・新東京郵便局、蒲田郵便局前などでのストライキ決行集会に参加した組合員をはじめ、支援にかけつけた単産・地域の仲間など150人が参加しました。
郵政産業ユニオンの廣岡元穂委員長は、主催者あいさつで、2月21日に要求提出をしてからこの間、5回の交渉で、「日本郵政の内部留保総額約11億円の1.4%を取り崩すだけで、私たちの賃金引上げ要求に応じることができる」と迫るも、「内部留保は賃上げには使えない」と応じようとしない経営に対し怒りを露わにし、「大幅賃上げ、非正規社員の正社員化と均等待遇の実現、大幅増員、郵政公共サービスの拡充など職場の切実な要求を勝ちとるまで全力でたたかっていく」と力強く決意を述べました。
連帯・激励のあいさつでは、全労連・高橋信一副議長、全労協の金澤壽議長、全労連公務部会の宮垣忠代表委員(国公労連・委員長)らが次々にマイクを握りました。全労連・高橋副議長は、「安倍首相が経済3団体のトップにデフレ脱却のために賃上げを行うように要請したのだから、政府100%出資の日本郵政が賃上げをするのは当然だ」と指摘。過日、山口地裁でたたかわれていたマツダの派遣切り裁判で正社員と認定する画期的判決が出たことを紹介。「ストライキを行使したたたかいが、全国の仲間を励ましている。すべての労働者の連帯で要求を実現しよう」と熱く呼びかけました。
全労連公務部会・宮垣代表委員は、「安倍政権は、デフレ脱却のためには賃上げが必要というのであれば、率先して、国家公務員賃下げ特例法を即座に廃止し、地方公務員への賃下げ強要をやめろ。政府100%出資の日本郵政も賃上げを行うべきだ」と語りました。
ストライキ決行職場から新東京、大田、浦安などの代表がそれぞれ決意表明を行い「ストに反対していた組合員が、討論を通じて決起し、ストライキに立ち上がった」などの報告や職場の切実な要求を訴えました。その後、ストライキ宣言を採択し、引き続き要求実現までたたかい抜く決意を固め合いました。
<各地のたたかい>
【北海道】 札幌中央郵便局【8:30〜9:30】
気温4度の中、支援者も含め50人の参加で集会を開催した。
【千葉県】 浦安郵便局 【集会8:30〜9:30】
廣岡委員長、支援団体を含め40人が参加。終了後、本社集会に結集した。
【東京都】 新東京郵便局 【集会9:00〜10:00】、 蒲田郵便局 【集会8:00〜9:00】
・新東京局、一部(70人)、二部の集会(80人)を開催。スト参加15人。
・蒲田局、支援者を含め80人で集会を開催。スト参加者6人
【静岡県】 浜松東郵便局 【集会8:00〜9:00】
40人が参加し集会を開催した。
【京都府】 中京郵便局 【集会8:00〜9:00】、 左京郵便局 【集会8:00〜9:00】
・中京局 30人で集会を開催
・左京局 4人の組合員がスト参加。支援者を含め50人で集会を開催
【大阪府】 大阪西郵便局 【集会13:30〜14:30、デモ行進15:00〜】
・支援者を含め70人で集会を開催した。
【兵庫県】 東灘郵便局 【集会13:30〜14:30】 、神戸中央郵便局【集会7:30〜9:00】
・東灘局 40人で集会を開催
・神戸中央局 集会80人、神戸元町で18時までリレートーク宣伝行動
【広島県】 尾道郵便局 【集会13:15〜14:15】
40人で集会を成功させた。
【福岡県】 福岡中央郵便局【集会8:00〜9:00】、 若松郵便局 【集会8:00〜9:00】
・福岡中央局 支援者を含め30人で集会を開催。
・若松局 支援者を含め30人で集会を開催。