年末一時金第2回集計の結果は以下のとおりです。
<回答状況>
|
2013年 |
2012年(同期) |
登録組合数 |
779 |
706 |
回答組合数 |
338(43.4%) |
337(47.7%) |
うち上積み獲得 |
50(14.8%) |
44(13.1%) |
うち妥結組合数 |
92(27.2%) |
112(33.2%) |
<回答内容>(月数および金額)
集計方法&対象 |
2013年 |
2012年(同期) |
(前年比) |
単純平均 |
月数 |
2.04 |
2.07 |
−0.03 |
額(円) |
658,970 |
663,672 |
−4,702 |
加重平均 |
額(円) |
684,210 |
656,413 |
27,797 |
組合員数(人) |
106,239 |
86,110 |
|
※額または月数のみの報告があるため、双方は連動しません。
<単純平均額で前年実績と比較可能な組合での回答状況>
|
2013‐2012年 |
2012‐2011年 |
比較可能組合数 |
196 |
215 |
うち前年額以上 |
107(54.6%) |
103(47.9%) |
(前年超) |
96 |
93 |
(同 額) |
11 |
10 |
<前年実績と比較可能な組合での単純平均金額>
|
組合数 |
単純平均額(円) |
前年実績 |
(前年比) |
2013 - 2012 |
196 |
676,659 |
674,427 |
2,232 |
2012 - 2011 |
139 |
673,635 |
702,535 |
−28,900 |
<集計結果の概要>
回答引出し・妥結状況
年末一時金の第2回集計には、新たに化学一般労連、全印総連、民放労連、出版労連、地方マスコミの5単産・部会から回答の報告が寄せられ、18単産・部会338組合の集計となりました。登録779組合での回答引き出し率は43.4%で、前回調査(11月8日現在)の22.7%から20.7ポイント増えました。郵政産業ユニオン、外銀連の引き出し率100%を筆頭に、通信労組(90.9%)、全倉運(88.9%)、JMIU(86.4%)、生協労連(82.4%)、出版労連(77.1%)、化学一般労連(70.8%)などで積極的な回答引き出しが行われています。ただし、前年同期(2012年11月22日現在)と比べると引き出し率は4.3ポイント下回っています。
回答引き出しのあった組合のうち前年同期(44組合・13.1%)を上回る50組合・14.8%が数次にわたる回答を引き出しています。
現時点で妥結した組合は92 組合で、妥結率は27.2%となっています。前年同期の112組合・33.2%を若干下回っています。
加重平均前年同期比2万8千円のプラスへ
金額回答のあった211組合での単純平均額(一組合あたりの平均)は658,970円で、前回調査(11月8日現在)から115,019円増えました。加重平均(組合員一人あたりの平均)は684,210円で、前回調査比176,579円増となりました。前年同期比では、単純平均が4,702円のマイナス、加重平均が27,797円のプラスとなっています。
月数回答のあった327組合の単純平均月数は2.04ヵ月で前回調査(1.95ヵ月)から0.09ヵ月増えました。前年同期を0.03ヵ月、前年実績を0.05ヵ月下回っています。
民放労連、出版労連、地方マスコミなどのマスコミ関係、外銀連が高水準の回答を引き出しています。
同一組合での対比が可能な196組合での単純平均額は676,659円で、前年実績比2,232円の増となっています。そのうちの54.6%にあたる107組合が前年実績額以上の回答を引き出しています。
これらの組合を単産・部会別に見ると、比較可能な16単産・部会のうち、前年実績額からプラスが8、マイナスが8となっています。規模別では、「29人以下」「100〜299人」がプラスとなっています。
パート等一時金…平均0.97ヵ月 7万5千円
パートで働く仲間の一時金の獲得は、JMIU、生協労連、全印総連、日本医労連の4単産から87組合の報告が寄せられました。金額報告のあった23組合の単純平均額は75,393円で、月数報告のあった74組合の単純平均月数は0.97ヵ月となっています。
建交労、全印総連からは、臨時、嘱託、非常勤などで働く仲間の年末一時金獲得も3組合から報告されています。