<回答状況>
|
2014年 |
2013年 |
登録組合数 |
765 |
781 |
回答組合数 |
416(54.4%) |
433(55.4%) |
うち上積み獲得 |
99(23.8%) |
84(19.4%) |
うち妥結組合数 |
208(50.0%) |
246(56.8%) |
<回答内容>(月数および金額)
集計方法&対象 |
2014年 |
2013年(同期) |
(前年比) |
単純平均 |
月数 |
1.94 |
1.89 |
+0.05 |
額(円) |
653,228 |
643,229 |
+9,999 |
加重平均 |
額(円) |
707,105 |
705,689 |
+1,416 |
組合員数(人) |
117,737 |
131,310 |
|
*額または月数のみの報告があるため、双方は連動しません。
*2013年同期・実績の平均金額は、前年総括表の数値に補正をかけています。
<単純平均額で前年実績と比較可能な組合での回答状況>
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2014年 |
2013年 |
前年との比較が可能な組合数 |
212 |
216 |
うち前年額以上の組合 |
144(67.9%) |
124(57.4%) |
(前年超) |
132 |
112 |
(同 額) |
12 |
12 |
<前年実績と比較可能な組合での単純平均額・月数>
組合数 |
組合数 |
金額・率 |
前年実績 |
(前年比) |
単純平均 |
額(円) |
212 |
666,195 |
651,873 |
+14,322 |
月数 |
374 |
1.93 |
1.90 |
+0.03 |
<集計結果の概要>
回答引出し・妥結状況
2014年度夏季一時金の第2回集計には、あらたに建設関連労連、全労連・全国一般から報告が寄せられ、別表の20単産・部会での集計となりました。
回答を引き出した組合は、登録765組合の54.4%にあたる416組となっています。前回調査(6月3日時点)の231組合・30.2%から185組合・24.2ポイント上昇しています。前年同期(2013年6月24日時点:433組合・55.4%)を17組合・1ポイント下回っています。
単産・部会別にみると、前回調査同様に外銀連が回答引出し率100%で、これに通信労組(92.3%)、民放労連(92.3%)、生協労連(91.8%)が9割台、出版労連(83.3%)、JMIU(82.8%)、映演労連(80%)が8割台と続いています。
また、前回調査から、地方マスコミ(60ポイント増)、日本医労連(57ポイント)、JMIU(53.4ポイント)、民放労連(23.1ポイント)、化学一般労連(20.8ポイント)、映演労連(20ポイント)など各組織で回答引出し率を伸ばしていますが、現時点で7単産・部会は、回答引出し率50%以下となっており、支給日も前に一層の取り組み強化が求められます。
回答引出し組合のうち、数次にわたる上積み回答を引き出したのは、前回調査から51組合・3ポイント増え、99組合・23.8%となりました。前年同期(84組合・19.4%)を15組合・4.4ポイント上回っており、春闘期に一時金交渉を行った組合も含め、粘り強い交渉の経過が伺える状況となっています。
現時点で、妥結もしくは妥結方向となっているのは、回答引出し組合の50%にあたる208組合となっています。前回調査同様に、前年同期(56.8%)を若干下回る状況で推移しています。
全体の回答内容
金額回答のあった233組合での単純平均額(一組合あたりの平均)は、653,228円となっています。前回調査(6月3日時点)から57,047円減となりましたが、前年同期を9,999円上回っています。加重平均額(組合員一人あたりの平均)は707,105円で、前回調査から45,023円減、前年同期比1,416円増となっています。
月数回答のあった392組合の単純平均月数(一組合あたりの平均)は1.94ヵ月で、前回調査比0.11ヵ月減、前年同期比0.05ヵ月増となっています。また、前年実績を0.04ヵ月上回っています。
100万円以上の高額回答を引き出したのは、前回調査から5組合増え、22組合(前年同期22組合)となりました。このうち、9組合(前年同期8組合)は150万円以上の回答を引き出しています。また、3ヵ月以上の回答を引き出した組合は、前回調査から8組合増え、45組合(前年同期35組合)となっています。
単純平均月数を単産・部会別にみると、建交労・建設、JMIU、化学一般労連、全労連・全国一般の製造、建交労・鉄道、通信労組、外銀連、民放労連、出版労連、映演労連、地方マスコミで平均2ヵ月以上となっています。
規模別にみると、前回調査からは下がったものの、「29人以下」、「30〜99人」が依然として平均2ヵ月以上を維持しています。単純平均額をみると「100〜299人」、「300〜999人」、「1000人以上」が全体平均以上となっています。また、加重平均額では、「1000人以上」が加重平均778,043円と全体を引き上げています。
前年実績比較可能組合での回答状況
同一組合で対比が可能な212組合での単純平均額の結果を前年実績と比べると、今期は666,195円で、前年実績(651,873円)比で14,322円増、引上げ率2.2%となっています。
212組合のうち、144組合(67.9%)が前年実績額以上の回答を引き出し、前年同期(124組合・57.4%)を10.5ポイント上回っています。また、このうち132組合(前年同期112組合)は前年実績額超の回答を引き出しています。
月数で同一組合対比可能な374組合の単純平均月数を前年実績と比べると、今期は1.93ヵ月で、前年実績(1.90ヵ月)比0.03ヵ月増となっています。
単産・部会別に月数での前年実績比をみると、20単産・部会のうち、11単産・部会が対前年実績比プラス、同月数が2単産・部会、マイナスが7単産・部会となっています。また、鋼業・建設業関係、製造業関係、金融・保険業関係、マスコミ関係、地方登録ではプラス傾向となっている一方で、農林水産業関係、運輸・通信業関係、卸売・小売業関係、医療関係ではマイナス傾向となるなど、月例給以上に二極化傾向が伺える状況となっています。
規模別にみると、全ての規模で額・月数ともに前年実績比を上回っています。特に「29人以下」で、単純平額引き上げ率2.88%、月数で平均2.28ヵ月(前年実績比0.02ヵ月増)となっていることが目立ちます。
*パート・アルバイトなど非正規で働く仲間の一時金は、次回(7月11日予定)での公表を予定しています。
<参考> 他団体の夏季一時金集計結果
●連合の第7回回答集計 夏季一時金(6/2集計)は以下のとおりです。
金額(円)
集計組合 |
加重平均 |
単純平均 |
組合数 |
人数(万) |
2014年 |
昨年実績 |
2013年 |
昨年実績 |
1,165 |
80.8 |
690,851 |
645,708 |
521,614 |
498,003 |
月数(ヵ月)
集計組合 |
加重平均 |
単純平均 |
組合数 |
人数(万) |
2014年 |
昨年実績 |
2013年 |
昨年実績 |
1,822 |
113.9 |
2.37 |
2.16 |
2.11 |
2.00 |
●連合・第6回回答集計(非正規雇用労働者の賃金引き上げ・5月9日公表)は以下のとおりです。
集計対象 |
集計企業 |
加重平均 |
単純平均 |
金額 |
昨年実績 |
金額 |
昨年実績 |
大手企業 |
74社 |
889,046 |
817,155 |
700,719 |
668,602 |
※集計対象は東証一部上場、従業員500人以上の企業