■イラク攻撃に反対するデモ
モスクワの米国大使館前で、4月9日、イラク砲撃に抗議する大規模な集会が開かれ、約10万人が参加した。モスクワで開かれた政治集会としては、過去10年で最大規模である。集会は労働組合やプーチン大統領与党「統一ロシア」が呼びかけた。「世界の憲兵は要らない」「民主主義の理想を爆弾で破壊した米国は恥を知れ」といったスローガンがあった。集会は「人類を結集する組織はペンタゴンではなく、国連だ」の原則を主張した。(坂本満枝)